ねじれ国会は35人学級を認めるのだろうか

 中央教育審議会分科会が公立小中学校の40人学級を35人学級へ引き下げるよう提言案をまとめた。少人数の学級になることは歓迎したいが、肝心な財源が見えていないので本当に実現するか分からない。参議院議員選挙の結果も考えれば実現へのハードルはむちゃくちゃ高いと思う。



 毎日新聞(2010年7月13日東京朝刊)によると公立小中学校を35人学級にすると、新たに4万5000人の教員と年間約3000億円の人件費が必要になるという。国の財政状況を考えれば今以上に増やせるのだろうか。同時にクラスが増えれば、学校の改築なども必要だ。武蔵野市でも現状から今以上に大幅にクラスを増やせない学校があり、少人数制学級は実現してもらいたいが、そう簡単にはいかないだろうなと思う。

 武蔵野市議会でも少人数制学級についての議論がこれまでにもあったが、市が独自に予算をつけまで行うべきか、昔はもっとクラスの人数が多くて良かったとの考えもあって市独自でやろうとの動きは今のところない。何よりもねじれ国会だ。教育への予算よりも道路を優先させろ、昔は良かった、今の親は甘えているから必要ない、なんてことで予算に結びつかないかもしれない。

 未来への投資が必要と思うが、国会はどのように判断するのだろうか。