問題は、これからをどうするか

 参議院選挙は民主党の負け。ねじれ国会となり政治の混乱、停滞になるのは確かだろう。この結果は有権者が選択したのだが受け止めるかしかないのだが、問題は、国の未来だ。



 昨夜の国会議員によるテレビの討論番組で、政権交代で与野党ともに慣れていない、との発言があったが、そのとおりだと思う。予算委員会や本会議を開催しないなど疑問のある運営があり、反対、批判だけの議論で選挙目当ての足の引っ張り合い、揚げ足とりばかりで国民のために何をどのようにすれば良くなるかの議論が聞かれなかったからだ。

 議会というのは、本来はさまざまな意見の代表が課題のなかから公開の場の議論により最善を導き出す、と考えれば、具体的な対案を示しあい議論することが必要だ。批判だけ、言葉の端々を取り上げて喜ぶような議会であれば、国会であっても不要だと思う。ねじれ国会になり、どのような議論になるのかで、議員自身、政党の資質が現れ、国会自体に意味があるのか。特に参議院の役目も問われてくると思う。国民のための議論になるか、注目したい。

 それにしても、今回の選挙で思ったのは、国会議員の多くは自らの過去の責任には無関心、無視をするということだった。借金だらけの今の日本にしたのは誰か。民主党が悪いと批判するが、その前の政権党が自らやってきたことを棚に上げて言える立場だろうか。自分たちはこうして失敗したからこのように改善する、もしくは、我々は正しかったから同じことを続けると明確にした上で批判すべきだろう。
 もちろん、現状には野党としての民主党にも責任はあるし、政権とは関係のなかった政党や国会議員も含めて国会議員全員にあるはずだ。過去や細かなことで批判しあうのはいい加減にして欲しい。だから、今からどうするのかの議論をしなくてはならないはずだ。