西部図書館 来年3月に廃館へ

 議員に『武蔵野市行財政改革アクションプラン(平成21年~24年度)取組状況(平成21年度末時点)』が配布された。毎年度末の進捗状況を報告するものだが、この中に「公共施設の転用、廃止、統合等の検討」の項目があり、「西部図書館については、平成23年3月で廃館予定」と記載されていた。



 配布された資料を読むといくつか気になる箇所があったのだが、そのひとつが西部図書館の廃館時期を明確にしていたことだ。これまで、武蔵野プレイスが来年の7月にオープンすることにともない、西部図書館が移転して武蔵野プレイスの図書館機能を担うと市は説明してきたが、いつ西部図書館が廃館(閉館)するのかは明確になっていなかったからだ。
 
 廃館については、5月の特別委員会で7月にオープンするのなら、本の移動やオープンへの時間が必要になり、普通に考えれば年度末でもあるため3月末になるのではないか。西部図書館の跡地利用を考えるタイムスケジュールにも影響するため明確にすべきと質問をしたのだが、答弁では明確になっていないというものだった。それが、6月に出された文書には記されていた。この取組状況の文書も同様だが、議会には報告もなく、市民にも知らされていないこと。庁内でどのように意思が決定されているのかも含めて疑問が残る。取組の内容については途中経過を示しているものであり評価できるのだが、市民に知らせていくこと。せめて市のホームページでこのような情報を掲載した。このようなトピックがある、ということを知らせていくべきではないだろうか。何かをやった、報告書を作ったからそれで満足、はい終わりと考えていないかとも思ってしまう。
 文書や事業は作ったから、やったからそれでいいのではなく、どのような意味があるのかも含めて内容を市民に知らせ理解してもらってはじめて意味が出てくるはずだ。このようなことを担当課が行うのか、広報担当が行うのかの議論も必要だが、そもそも誰のために行っていることなのか。庁内だけで話しで終始していないか再考してみるべきと思った。

 情報提供の手法はともかく、6月の文教委員会でも西部図書館の跡地利用についての方針は明確になっていなかった。廃館まであと一年もない。方針ぐらいは示すべき時期だ。公務員職員が業務を行う図書館を残せないのなら、市民やNPOに担ってもらうような図書室にすることや同じ図書館の事業である図書交流事業をここで行い一般にも開放する(2009年3月の一般質問で提案)など活用方法はあるからだ。

 
【参考】
NPO運営の「高知こどもの図書館」

【資料】 
武蔵野市行財政改革アクションプラン(平成21年~24年度)取組状況(平成21年度末時点)
 ※進捗状況の報告は、市のホームページで公開されているが、20年度末時点での取組状況はまだ公開されていない。