小沢幹事長の記者会見要旨 2010年5月10日(月)

小沢一郎幹事長の記者会見要旨が地方議員向けへ送られてきたので、そのまま転載します(5月17日受信)。
マスコミの世論調査でも民主党のへの逆風は強いが、選挙は候補者がまずがんばることだと発言している。それはそのとおりだけど、風頼みでやってきた党として、今の風をどのようにするか、そのまま立ち向かうのか。逆風は強いものの、民主党をまだあきらめていない人も多いことも考えるべきではないのかと思った。今のままで良いはずはない。



小沢一郎幹事長/定例記者会見要旨
2010年5月10日(月)
編集・発行/民主党幹事長室

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
300k→http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100510ozawa_v300.asx
56k →http://asx.pod.tv/dpj/free/2010/20100510ozawa_v56.asx

********************************************************************
○米国のルース駐日大使との会談について
○幹事長の役目について
○内閣支持率・政党支持率の推移に対する見解
○英国の総選挙の結果を受けて
○リーダーシップについて
********************************************************************

■米国のルース駐日大使との会談について

【記者】一部報道で、幹事長と米大使が4月はじめに会談したと言われるが、
事実関係を。会談の様子は。

【幹事長】その報道についてコメントする立場ではないのですが、(国務)次
官補のキャンベル氏、ルース大使と(以前)お会いした時も、「私は政府の立
場ではないので、会談を求められても、会談をするつもりはありません」と明
確に言っております。

ただ、皆さんがご承知のように、私は酒が好きなものですから。毎晩欠かさな
いのですけれども。「一緒にお酒を飲もうということであれば、いつでもお付
き合いします」という話も、冗談半分で申し上げました。

いつだったかわかりませんが、ナパバレーのいいワインが手に入ったから、一
杯やろうという話がありました。私も久しぶりのナパバレーのワインでしたの
で、ついつい、と言っては変ですが、お酒をごちそうになりました。そのなか
で、今、君が言ったようなことを大使がしゃべったということは全くありませ
ん。事実ではありません。

とにかく、政治向きの話は一切しておりません。ナパバレーのワインの話や、
酒の肴の話をして、おいしいワインをごちそうになったというだけでございま
した。私が政府の立場ではない。内政・外交ともに、自分はそのことについて
申し上げる立場ではないという原則をきちんと(守り)、崩したことはありま
せん。ルース大使だけではなく、他の人とも同じですが、ありません。従いま
して、そのような会話があったなどという報道がもしされたとするならば、全
くの事実無根の報道だと、作りごとではないかと、思っております。

■幹事長の役目について

【記者】外交案件は幹事長の役目柄ではないと言うが、普天間問題で鳩山政権
が危機に陥るということは、参院選を前にして、民主党にとっても危機になる
と思う。幹事長の長年の政治経験をいかして、現状打開に向けて助言できるこ
とはたくさんあると思うが、いかがお考えか。

【幹事長】幹事長の立場は、今も申し上げました通り、きちんと内閣が成立し
た時点で、政府の内外政策の決定は、政府の最終決定で行う、幹事長は国会、
選挙などの党務を行うという原則を確認しております。また、総理は代表の立
場も兼務しておられるわけですが、いずれにいたしましても、幹事長の立場と
しては、党務を通じまして、総理・代表を支える、というのが私の役割であり
ます。従って、どのような状況になろうとも、自分の役目を果たすことができ
るよう、ひたすら、特に夏の選挙に向けて、全力で頑張っていきたいと思いま
す。

■内閣支持率・政党支持率の推移に対する見解

【記者】各社の世論調査で、内閣支持率が下がり続けている。我が社の調査で
は、政党支持率も自民党に逆転された。残り2カ月でこういう事態になったこ
とをどう見るか。

【幹事長】新聞、テレビの調査をそのまま鵜呑みにして選挙をやるつもりはあ
りません。もちろん一つの参考として、見る機会があれば見させていただきま
すけれども。

いずれにしても私は、それぞれの候補者、まず第一義的には候補者ですから、
いつもいつも言っているように、一人でも多くの国民の皆さんに接し、その理
解を得るという努力をひたすら続けていくことだと思います。私自身もそのこ
とを心がけて、いつ最終の投票日が決まるかわかりませんけれども、それまで
に皆さんの予想が外れますように、全力で頑張っていきたいと思います。

■英国の総選挙の結果を受けて

【記者】幹事長がモデルとしてきた英国の二大政党制が崩れる中、今回の選挙
をどう見るか。それでもなお、日本において、二大政党制が望ましいと考える
か。

【幹事長】結論を言えば、二大政党制とは言いません。「二大政党を中心とし
た政権交代可能な議会制民主主義を日本に定着させたい」ということです。

日本では、どれだけ続きましたか。今回、初めて(政権)交代しただけでしょ
う。英国では、どれだけ議会制民主主義が続いてきていますか。一つの仕組み
が100%絶対、いつの時代でもいいということはないのです。その都度その
都度、国民の皆さんが判断するというのは当然のことです。

ただ日本では、その英国でずっと行われてきた議会制民主主義、政権の交代、
そういう民主主義が、いまだ定着していない。去年の夏できたばかりではない
でしょうか。

マスコミもまずは、一生懸命、その二大政党を中心とした議会制民主主義が日
本に定着するように、ぜひ啓蒙活動をしてもらいたいと思います。それをやっ
てみてから、では果たしてよかったのかどうかを考えればよい。

半年かそこらで、結論云々というのは、あまりにもせっかちで短絡的ではない
か。英国には英国の、長い長い議会制民主主義の歴史がある。

■リーダーシップについて

【記者】先週金曜日、幹事長が地方の会見で使った「リーダーシップ」の意味
は。

【幹事長】私を含めてみんな、役員はじめ閣僚もそうですけれども、みんなが
リーダーシップを発揮して、挙党一致で頑張らないといけない、そういう趣旨
のことを申し上げたつもりです。

===================================
編集・発行/民主党幹事長室
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1
*掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。
 http://www.dpj.or.jp/
 Copyright(C)2010 The Democratic Party of Japan
===================================