境地区のムーバス新路線検討 陳情採択へ

 5月12日の市議会建設委員会で「武蔵境地域におけるムーバスの路線検討に関する陳情」が審議され、全会派一致で採択(賛成)された。陳情は、JR中央線の高架化が進むことで線路による南北交通の分断が解消されること。武蔵境駅周辺の道路整備も進むことで中央線の南北を結ぶムーバス(コミュニティバス)の路線を検討して欲しいというものだった。


 

 審議での答弁では、市としての南北を結ぶことは検討したいが現状ではまだ何も決まっていないとしていた。
 陳情文にもあるが、武蔵境駅の南にある武蔵野赤十字病院へ通院する利用者が多いが、駅の北側の人は境駅がムーバスの終点になることから駅の北口から南口へ移動して乗り換えをしているのが現状だ。線路が高架となることで南北を結ぶ路線が可能となることで、北側から病院に乗り換えなしで乗れるなどいろいろな路線の選択肢が出てくることになり、具体的な路線を考えていく時期になっていると思う。

 境駅では駐輪場の不足も短期的には大きな課題。現在の駐輪場が借地であり、永続的に使えないことがその背景にはあるが、自転車利用からムーバスへ利用者を誘導することでの対策も考えていいと思う。月ぎめ有料駐輪場の年間維持管理コストは一台約1万2000円。利用料を差し引くと年間、一台あたり約3400円の税金が支出されている。さらにいうと、放置自転車の撤去必要は一台あたり約1万円。たんに便利な路線を考えるだけではなく、自転車や他の分野も含めてどのような交通政策がいいのか。距離によって、歩く、自転車、ムーバス、路線バスなど住み分けも含めて目指すべき姿をムーバスの路線を考えていく今の時期だからこそ、描くべきだとも思った。