新型インフルエンザ沈静化で休日診療所が終了

 5月11日の市議会厚生委員会で新型インフルエンザの流行に対応して開設してきた「新型インフルエンザ休日診療所」を3月末で終了した行政報告があった。
 休日診療所は、昨年9月頃から、新型インフルエンザの流行により市内で多数の患者が発生、休日の救急医療機関での診察が急増したことから、救急医療への支障が出ていたことへの対応として、急遽、開設したもの。3月31日に最初の流行は沈静化しているとの大臣コメントが発表されたこたなど現在では沈静化したとの判断したことよるものだ。

 最近では新型インフルエンザが忘れ去られたような雰囲気だが、今回の流行で得た課題は多いはずだ。

 委員会では、市内での患者数についての質問があったが統計が問われていないので新型インフルエンザの患者数は分からない。市立幼小中学校のデータでは、在籍児童数の41%が休んだとのデータはある、との答弁があった。
 
 沈静化したとはいえ、第一波でしかない。今回は弱毒性だったが強毒性であった場合への対応。さらに、報道などではワクチンの使用期限となり廃棄していると伝えられているが、武蔵野市では、この廃棄数などは管理が東京都であることから把握できていないという。ワクチンをどのように保存していくかも大きいな課題だ。ワクチンの摂取順位をどのようにするかなども含めて今回の新型インフルエンザで得た課題はたくさんあるはずだ。この経験を活かすことが求められているが、現状では市民には見えていないのではないだろうか。行動指針といえば堅苦しいが、次の新型インフルエンザが流行した場合にどのように行動すればいいか、今のうちから伝えていくことが市には求められていると思う。

【参考】
平成22年5月11日 厚生委員会行政報告資料 「新型インフルエンザ休日診療所の終了について
厚生労働省 2010年3月31日 新型インフルエンザ(A/H1N1)の流行状況について