学童の土曜日 7日間の開所日が明らかに

 4月20日付けで市議宛に「平成22年度における学童クラブの土曜日の運営体制について」の文書が配布された。この文書によれば、補助金が得られないことから、22年度は7日間だけ土曜日を開所するとあり、具体的な日も記されていた。しかし、開所時間は9時から12時までという中途半端なものだ。



 文書による土曜開所の日程は下記。平日に行っていた行事を土曜日に行うことで保護者の行事への参加を促進するとしている。行事内容は予定で、保護者の就労状況や児童の参加状況に応じてクラブごとに指導員が決定するとしている。

 □予定されている開所土曜日と予定行事□

1.22年5月15日 保護者会
2.  7月3日 保護者会
3.  9月4日 お楽しみ会、個人面談、育成参観など
4.  11月27日 保護者会
5.  12月11日 お楽しみ会(クリスマス会など)
6.23年2月26日 保護者会
7.  3月12日 お別れ会(卒所式)、新入会説明会、育成参観など

 ■順番は違うが、昔に比べれば評価できる

 土曜日を開所していない現状のままのでは、補助金が得られなくなることから最低限の開所日数を確保するために土曜日を開所するというもの。配布された文書によれば、『土曜日における通常と同様の育成などを目的とする開所については、平成22年度に設置する「小学生の放課後施策推進協議会(仮称)」において、放課後施策を総合的に協議するさいに検討する』としているように本来の土曜日開所ではない。
 協議することは否定しないが、協議している間に居場所のない子どもが現実にいること、家庭のつらさが分かっているのか。土曜日を開所してから他の施策との整合性は協議するべきで、順番が違うと私は思う。

 とはいえ、学校の土曜日が休みになったことで放課後児童はいない(学童の正式事業名は放課後児童健全育成事業)から土曜は閉所する。閉所について市民に説明はするが協議はしない、市が決めたことに従っていただくという時代に比べれば、数倍も良くなったのは事実。7日間だけだが開所することは高く評価したい。

 ■指導員の勤務時間も課題

 また、この文書では触れられていないが、指導員の勤務時間の課題も今後は出てくるだろう。武蔵野市の学童クラブ指導員は非正規の嘱託職員。そのため、週35時間までしか勤務ができない制約があるからだ。これは、これ以上に働くのなら正規(週40時間など)にしろという意味合いなのでもっともなことだろう。土曜日に授業があれば、指導員の勤務は午後からでも可能となり週35時間勤務でやりくりはできるだろうが、朝からとなれば難しくなるはずだ。35時間の壁をどうクリアするかも考える必要がある。