議員日当制はよかったのか

 河北新報が議会改革について非常に興味深い連載を続けている。そのなかで、議員の日当制を導入した福島県矢祭町のその後についての記事が興味深い。日当制で議会が変わってしまったとの内容だ。


 年間の報酬(手当て)ではなく、議員としての仕事を明確にして、その業務に出た分だけの報酬を支払う日当制にしているのが矢祭町だ。この制度は、国内唯一といわれている。
 しかし、『報酬日当制<上>コスト削減、審議に影』の記事では「反対のための反対のような場当たり的な質疑がある」「安い日当しかもらっていないから『言いたいことを言わせてもらう』との意識が強まった」との声があると書かれている。プロとしての審議ができていない、ということだろうか。

報酬日当制<下>「手弁当」割れる評価』の記事では、「議会の強化が時代の流れ。ボランティア的な議員では務まらない」「毎定例会後の議会報告会など違うやり方で改革を進める」とのお隣の自治体の議会のことも書かれている。

 たいした仕事をしていないから、安くしてもいい、との考えには一理はある。でも、本当は議員は何をすべきなのか。記事に書かれているように日当制のボランティア型がいいのか、プロがいいのか。有権者も考えるべきだと思う。
 

 私はボランティア型でいいと思っていたが、最近では、情報の入手や政策の研究の時間と手間、執行部の情報が本当に正しいのか。ほかの手法もあるのではないかなどの調査も考えると、とてもボランティア型では勤まらないと考えている。も