社協と福祉公社 移転を半年延期

 3月17日に市議会厚生委員会が臨時に開催され、市民社協と福祉公社の移転問題について、半年間、再検討をしたいとの市の考え方が報告された。移転について疑問視する「武蔵野市市民社会福祉協議会及び財団法人武蔵野市福祉公社社屋移転と新社屋に関する陳情」が市議会に出され採択(可決)されていた。



 この日の厚生委員会は、陳情を採択したさい、今後の行政報告を求めるとの市議会の意見がつかられたことから、その後の進捗について市から報告したいとの申し出があり、開催されたもの。

 報告では、社協と福祉公社の職員だけではなく、会計士や弁護士、不動産の専門家などの外部委員のよる検討委員会を設置し移転について再検討する。大信ビルからの移転はすぐに行わずに半年間をかけて再検討する。市民ボランティアなどの理解を得られてないため、理解を求めたい。提案した移転計画は最善と考えているので白紙に戻すのではなく、これまでの経緯を説明した後に検討してもらう。協議のなかで他の手法や物件があれば、それも検討するとしていた。

 委員からは、市民の意見をもっと聞くべきだとの質問が多くあった。市はヒアリングが必要であれば考える。検討経過は、社協と福祉公社の理事会や評議員会に報告するので当然ながらオープンの場になり、市民意見とのキャッチボールになると考えているとしていた。

 今回の報告は陳情の採択をうけての市の考え方。今後、社協と福祉公社の理事会、評議会にはかり承諾が得られれば、この報告のように再検証が始まることになる。検討期間については、非耐震のビルに居続けることになるので、早期に移転をすべきとの考えているとしていた。当初の移転計画で建設する予定地の所有者であり民間ビルを建設する予定の民間事業者にも今回の件は伝えてあり、半年間については了承しているとの報告もあった。
 

 半年間の検討でどのように変わるのか。時間ができたことで市民の納得を得られるのか、注目される。

【参考】  社協と福祉公社の移転