市税滞納者台帳を紛失

 3冊の市税滞納者名寄台帳を市役所内で紛失したとの行政報告が3月12日の本会議であった。台帳には、法人を含む滞納者49名分の住所、氏名、滞納状況、催告書の送付状況など滞納整理に必要な情報がなどが記載されていた。現在のところ、庁舎外への持ち出しや情報が悪用されたとの事実は確認されていないとしている。
 市は、警察に盗難届け出し、二度と発生にしないようにすると説明をしていたが、以前、同様なことがあり、その時も再発防止をするとしていたのに、再び起きている。危機管理体制が甘いとの指摘が議会からあった。


 紛失が判明したのは3月1日。職員が使用しようとしたところ、台帳の所在が不明になっていることに気が付き発覚した。台帳は全部で142冊あるが、そのうちの3冊がなくなっていた。市の説明では、間違って廃棄した可能性もあるが、セキュリティ体制があること。台帳を見ただけでは中身が何なのか分らないことなどから、盗難の可能性が高いとして捜査を継続している。

 報告の後、議会からは、どのように管理をしていたのか。市長への報告や警察への届出までにはどのくらいの時間がかかったのかとの質問があった。答弁では、鍵のかかるロッカーに収納していたが、台帳がそろっているかは確認していなかった。1日に発覚したが、課、部単位で捜索しフロア全体も捜索した後に理事者に報告をしたので市長への報告は9日になり、10日に警察へ届け出を出したとしていた。このことについては、遅いのではないか。危機管理意識が低いとの指摘が相次いだ。
 また、2007年1月に電子データをなくしたことがあり、再発防止をするとしていたのにどのような対策をしていたのかの質問があった。答弁は、電子データについては、管理を強化したが文書については、強化をしていなかった。複数で確認をすることや電子化するなどの対策をしたいとしていた。

★市役所内部での紛失なので、誰が犯人なのかが気にかかる。
 保管場所を間違えたなどであればいいのだが。いずれにせよ、危機管理、情報管理を徹底する必要があり、意識の改革も必要だ。

【参考】
個人情報紛失  市役所の業務内容を再検証すべき