新型インフルエンザ 学校の二学期対応と学童クラブの対応

新型インフルエンザに対する学校の対応についての行政報告が9月9日の市議会文教委員会にあった。9月4日現在で新型インフルエンザ様症状(38度以上の発熱が伴う鼻水、咽頭痛、せきなど)による欠席者は、市内小中学校の合計で27名。一学級、3名以上の欠席者がいる学級はなく、学級閉鎖は行われていない。

 市教育委員会では、毎日の欠席状況を把握してきており、毎日、全市で20~30名程度で推移しているとしていた。学校の閉鎖などは、欠席者が10%以上になれば検討し、4日~1週間の休業を想定しているが、数字が基準に達したらすぐに決めるのではなく状況で判断するとしている。

 また、2学期以降の学校は下記のように対応しているとしていた。
・児童・生徒などの健康観察の徹底・患者の早期発見
・基礎疾患を有する児童・生徒などの把握、校内での情報の共有化
・児童・生徒などへの感染予防策(手洗い、うがい、咳エチケット)の指導
・臨時休業に備え、家庭との連絡体制の再確認、休業中の課題などの事前準備

 新型インフルエンザへの対応は、国の対応方針も良く分らない。あわてずに、冷静に対応するしかないのだろう。

 行政報告では、学童クラブの対応について聞いてみた。答弁は、休所は行わず、自粛を呼びかけることを基本としていた。保育園も同じだが、学校が休みになっても保護者の仕事が休みになるとは限らないのだから、学校がインフルエンザで休業(学校閉鎖)になったから学童クラブは休所では、保護者も子どもも困ることになるため、この方針は評価できるものだ。

 学童クラブは、雇用を守ること。男女共同参画の社会を実現するためにも必用な事業であることを考えれば、学校ではなく、親の就労状況で判断すべき。何よりも児童福祉法に基づくのだから、こどもの生活がどうなるかで判断すべきことなのだ。

 前回の報告時では、学校が休業になると保育園は自粛要請なのにたいして、学童クラブは休所になると思えた方針があった。委員会で、学校が休業かするかで判断するものではない。自粛を呼びかけるべきはないかと提案したこともあり、この方針の転換は歓迎すべきことだ。

 さらに、もっと良いことが実施されることが分った。それは、学校が休業となる場合、学童クラブの開所時間が11時30分から8時30分にと変更されることだ。
 今まで学校が休業となった場合、学童クラブの開所時間は11時30分からだった。これは、学童の指導員の勤務時間(ふだんは子どもが午後から登所するため)にあわせての開所だったのだ。
 学校が休業ということは子どもは一人で朝から生活することになる。夏休みなどは、朝から開所しているのだから、学校の休業日も朝から開所すべきと思っていたので、この方向転換も評価できることだ。
 表面には出てこないことだが、だんだんと学童クラブは良くなってきていると思う。

【参考】武蔵野市議 川名ゆうじの武蔵野blog
  都内で新型インフルエンザ確認 より冷静に対応を