市長候補

6月30日に「市政に活力を取り戻す市民の会」による「各種団体有志の会」が開催され、10月に行われる武蔵野市長選挙への候補者として、田中節男議員の名が公表された。現職の邑上守正市長も立候補への意思を表明しており、現在のところ、二名の候補者で市長選挙が争われそうだ。



「市政に活力を取り戻す市民の会」による案内文書をみると、武蔵野市議会の自由民主クラブと市民クラブの市議、11名が連名で記載されている。これは、現市長の“野党”の市議のうち、候補予定者と公明党を除いた議員が並んでいることになる。
「各種団体」と「市民の会」との関係がどうなっているのかは分らないが、武蔵野市政における与野党対決になるのかもしれない。ただし、対する現市長側への政党の態度は未確定だ。

市レベルでの選挙に政党がどこまでかかわるべきかは、よく分らない。本来は、その地域で国の政党の枠組みとは別レベルで判断すべきなのだと思う。しかし、地方レベルの政治状況がどうなっているのか分らない大方の市民にとっては、どの政党が支援しているかで、大まかな枠組みが分るのではないだろうか。

話はそれるが、業界用語としては、政党が支援するレベルとして、公認、推薦、支持という大きく分けると三段階がある。

公認は、政党に所属しており、候補者が要請すると政党で協議し、決定されると選挙公報やポスターで公認と表記ができる。候補者は政党の所属であり、看板も背負うことにもなるので、政党は最も力を入れることになる。

推薦は、党に所属していなくても、候補者の要請に基づき、どのような活動をするか。あるいは、当選後には、政党の議員と同じ会派に所属するなどの条件を付けて政党が決めるもの。公認よりかは、政党の力の入れ具合は少し下がる。

支持は、基本的に候補者の要請がなくても政党が勝手に決めてしまうことができるもの。たいていは、公認や推薦ほどの手続きをしなくても決められる。政党の力の入れ具合は、かなり下がるが、支持の言葉があることで、その政党支持者が票を入れやすいなどのメリットはある。新聞などでも、支持の表記が記載されるので、どのような政党が支援しているかは分るものだ。

実際には、公認でも推薦でも支持でも政党の力の入れ具合はケースバイケース。なので、どこまで支援するかは違うのが面倒なところだ。

この公認などで思うのは、どのような政党が支持をしているのかは、明確したほうがいいんじゃないかということ。特に地方選挙では、政党に所属していても無所属として選挙をする場合もあるからだ。隠す必用はないと思う。

そんな業界話はおいて、政策で競い合って欲しい。これからの4年間、武蔵野市をどうするのか。非難合戦ではなく、当然ながらマニフェストで。

武蔵野市長選挙は、9月27日告示、10月4日投票。武蔵野市では、都議選、衆議院議員選挙、そして、市長選挙と続くことになる。熱い夏になりそうだ。