監査委員

6月9日の市議会本会議で監査委員が新たに決まった。監査委員は二名いるが、そのうちの一人は議会から選出することになっており、その監査委員が決まったものだ。本会議では、市長提案による議案として提出され、賛成多数となり承認となった。

議会が推薦する議員を誰にするかは、8日に市議会の全員協議会が開かれ決められていた。その時の票数は、賛成14、白票12(無効票)というもの。これは、議長と副議長を決めたさいの票差と同じだ。



武蔵野市議会では、三役と呼ばれる議長、副議長、監査委員は、議員任期4年の中間になる2年ごとで交代することを通例としている。この6月議会がその三役の交代時期となり、議長、副議長に続いて監査も新たに決めたのがこの日の本会議だった。新監査委員は、桑津昇太郎議員(市議会 市民クラブ)。

三役は、最も所属する議員の多い第一会派(武蔵野市議会では自由民主クラブ、7人)から議長、次に多い第二会派(民主党・無所属クラブ、6人)から副議長を選出するのが通例だ。適任者がいない場合は他の会派で担当することはあっても、ほぼこの形で決まってきた。

しかし、今回は“与党”(※)となる第二会派からは三役に誰もならず“野党”(※)が三役を占める異例な三役人事となった。

三役は話し合いでまとまれば選挙という投票で決めることはないが、今回は話し合いがまとまらず選挙で競われ、その結果がこの票数となった。議員総数は26名のうち“野党”の議員数は過半数を超える14人。この数で三役が決まったことになる。

とはいえ、決まった以上、議会を代表する三役だ。今後に期待したいし、投票という“儀式”を終えたのだから、わだかまりは何もない。より良い武蔵野市議会へと私も努力したいと思う。

話は変わるが、新しい人事が議会で決まる前にある政党関係者のサイトで公表されていたとの連絡を受けた。何を書こうと本人の責任であり気にしないでいいと私は思うが、書かれている内容を気にする人もいるようで、私のサイトには“注文”が届くことがある。サイトによって許される、あるいは許せないがあるのだろうか。このことも気になる。

※与党、野党:与野党は、議員のなかから首相を決める国会のような議院内閣制の場合に使うもの。地方議会では、市長も議員も選挙で選ばれるので本来は与野党はない。首長にたいして、議会はすべて野党的立場にあるべきと思う。しかし、現実的には、市長選挙の時に応援したかどうかで与野党を便宜的に分けることが多い。