【外環道路】沿線区市長会での意見内容

gaikan15月19日に市議会外環道路特別委員会が開催され、4月23日に開かれた外環沿線区市長意見交換会の議事概要が報告された。委員会で邑上武蔵野市長は「外環ノ2について、事実上の凍結と同様か確認したい」と発言。その結果として、十分な合意がないまま事業を進めないとの回答になった、としていた。



意見交換会の詳細な内容は記者会見のさいには分らなかったが、この日に示された資料では、各区市長の意見の概要が分るようになっていた。資料によれば、邑上市長の発言概要は下記。

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・本日示された「対応の方針(案)」については、当市の要望事項について、内容の熟度は別として、概ね考慮していただいたものと理解している。

・また、巻末にパブリックコメントに対する見解が整理されている点など、丁寧な対応をしていると評価している。

・しかしながら、今後も各段階で詳細な調査を実施し、住民の不安を少しでも解消する努力を求めるとともに、引き続き、住民が参加し議論、協議できる場を設けることを要望する。

・「外環ノ2」については、武蔵野市の地域住民の最大の関心事であることから、計画の廃止も含めた必要性の有無からの議論をスタートしていただきたい。

・議論にあたっては、検討に必要なデータの公表や検討の枠組み、スケジュールなどを明らかにし、一定の方向性の合意が得られるまで、事実上、事業を進めないという確認をお願いする。なお、検討の場には、本線事業予定者である国においても、責任ある立場で参加することを要望する。

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合意のないままで外環ノ2を進めないことは確かなようだが、合意とは何か。市長の同意なのか、議会なのか、それとも住民投票をするのだろうか。いまひとつ明確ではないことに不安は残る。公共工事でよくあることだが、地元の首長が賛成すれば合意としてしまうことがあるからだ。
市民に意見を聞くとしても、全市民となれば計画のある地域周辺以外では関心が低いことから反対は少なくなることも考えられる。国幹会議の強引な開催を見れば、作るとなれば意見を聞いた、合意を得たとしてしまわないか。このことを防ぐことも考えるべきではないか、と思った。

外環ノ2について、東京都の返答は「話し合いを進めるとともに、地上部街路について、地域のみなさまと十分な合意がないまま、事業を進めることはない」

十分とはなにか。合意があったないは誰が判断するのだろうか。役所文書の言葉遣いに隠された意味も考える必要もあると思う。

【参考】
【外環道路】市要望への国と都の回答【外環道路】対応方針決まる 国幹会議は27日!
【外環道路】疑問多いままで国幹会議で承認 着工へ大きく動き出す

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