かえで通りの自転車道

631f2dc6.jpgJR中央線武蔵境駅南口から東八道路に抜ける市道「かえで通り」に自転車専用道が4月11日に部分開通した。前日にこの道路を見てきたが、意外と簡単にできるじゃないか。車の停車帯など道路幅に余裕がある道路の一部を自転車道にすればいいだけのことで、もっと増やせるとも思った。

今回完成したのは全長2100mのうち、三鷹市内の一部分の600m。国土交通省・警察庁の自転車通行環境整備に関するモデル地区事業で、自転車の通行を車道・歩道から分離することで、それぞれに安全・安心な道路環境にすることが目的。21年度内には、三鷹市の残りの部分と武蔵野市側の工事も行われる予定だ。

武蔵野市側の距離は約300m。駅近くのイトーヨーカードー近くでは右折車線があり交通量もあることから設けることができず、武蔵境エイトマンションの角までとなる。
武蔵野市の予算総額は2000万円。うち、国が600万円、都が400万円を支出金として出すので市の負担は半分の1000万円という事業だ。

自転車専用道は、車道と歩道の間に設けられており通行できる幅は約2m。既存の道路の車道を減らしてルートを作り簡易なガードレールを付けただけと思えてしまうほど質素だった。
武蔵野市の予算には、設計料が含まれているので除いた実際の工事費は1800万円。300mで割れば、1mあたり6万円でできてしまう(市の出す分は3万円)。

残りもすぐに作ればいいのにと思うが、警視庁との協議がありこれが終わらないと工事にはかかれない。三鷹市ではこれで時間がかかりすぐには工事ができなかったとの話を聞いた。このことを考えれば、残りの完成は年度内ぎりぎりになっての完成になりそうだ。

車道が狭くなるので、停車が簡単にできないなど車には不便になるとは思う。しかし、協議は必要だが、環境も考えれば自転車を優先させるまちにするとの考えで行うべきだろう。あれもこれも考えすぎないで、自転車優先というあるべきまちの姿を決めて事業を進める。その積極性が重要だと思う。

そう考えて、このような自転車道をほかの場所でもっと増やすべきだ。例えば、武蔵野市内で言えば三鷹駅の北口、それこそ武蔵野警察の目の前の道路でも可能だと思う。当然ながら道だけではなく、駐輪場の整備も必要だ。

武蔵野市は、車よりも自転車優先のまちにしていく。その理想をもっと掲げるべきだと思った。

【参考】三鷹市報 かえで通りが一部開通します 2009.4.5号(PDF)