介護認定の改定内容が公表される

介護保険を使う場合、どの程度なのかを判定するさいに参考とする「調査員テキスト2009」を厚生労働省が3月24日に改訂、4月3日付で都道府県の介護保険担当課などに連絡を行った。


この変更は、先の21年度予算の介護保険特別会計の審議のさいに質問をしたところ、市の担当者から近く改定される予定との答弁があったが、その具体的な内容となる。
4月から本来は使われる予定のテキストでは、例えば重度の寝たきりの人は介護の必要がないので「自立」していると判定されるなど大きな矛盾があったが修正されることになる。

このようになったのは、なるべく認定を軽くして保険費用を減らそうとの国の考えがあったからだ。利用者の実態に近づいたことを考えれば少しは評価できるが、そもそも、判定基準が簡単に変更されることでいいのか、との疑問が残る。

修正されるのだから、介護保険の給付額は変わり介護保険全体の予算も本来であれば考え直さなければならいはずだが、すでに21年度の予算は審議され可決されてしまっている。これから内容を修正しなくてはならないが、そんなことでいいのだろうか。

目先のことばかりを考えるばかりで、先の15兆円の追加経済対策も同じだが、そもそもどうあるべきか。どのような社会がいいのかという大局的な理念がなく迷走ばかりを繰り返しているように思えてならない。守るべき守るという国に帰る必要があるのではないか。

具体的な修正点は、医療介護CBニュースの「要介護認定調査員テキストの変更個所示す-厚労省」にまとめられているのでご参照ください。

原文は、厚生労働省老健局のサイトにある。