議会の情報公開と活性化ランキング

4月4日に「開かれた議会をめざす会」の運営委員会があった。主なテーマは,昨年行った全国の全市区議会を対象にした議会の公開度・活性化度についてのアンケート調査結果を今後,どのように活用するかと総会を前にして次年度をどうするかだ。
アンケートは全国の区市議会をランキングしているのが特徴。1位は三鷹市議会で武蔵野市議会は75位だった。アンケート結果は,昨年12月の公表され新聞でも報道されているが,あらためこのアンケートを見てみると,各地方議会の様子が分かると思う。

このアンケートは,08年9月に実施したもの。アンケートの報告書は,「開かれた議会をめざす会」の公式サイトにあるのでご参照いただくとして,目的は下記としている。

『地方議会については、これまで様々な問題提起や指摘がなされてきた。
しかし、その多くは、一般的な議会論や一部の議会の情報に依拠してきたきらいがあり、多数の議会の実情を詳細に把握した上での議論はあまりなされてこなかったと考えられる。
 そこで、当会では、多数の議会の仕組み・実情について、比較可能な形での詳細な調査を行うことにした。
 もとより、当会は議会の情報公開と活性化を柱に活動しているので、このたびの調査に当っても、これらを基本的な視点に据える。
 そして、調査結果をもとに、「開かれた議会とは何か?」について、多くの市民・議員等の意見を取り入れながら、有効な提言・啓発活動等を展開していきたいと考えている』

対象は,全国の市区議会(計806)。9月初めに調査票を郵送して回答を依頼し、10月下旬を目途に回収。回答を得たのは764の市区議会(回収率94%)。

運営委員会では,アンケートを集計して各議会の傾向が分かったことから,では,どうすればいいのか。地域の特性や環境によってどのような議会が良いのかは様々であり,どうすれば情報が公開され活性化する議会になるのか,開かれるのかが話しあわれた。
具体的な行動や手法などは今年度の行うこととなったが,設立当初から考えられている「これで良いのか地方議会」とのテーマで今後も活動することになるのだと思う。

議会については多様なアンケートがあるが,このアンケートは各議会をランキングしているのが特徴だ。ランキングは点数配分や何が良いのかの設定で変わるので,ランキングイコール良い議会の指標とはいえず,開かれていたとしても,その中身は別問題とも考えられるが一つの指標としては意味があるのだろうと思う。

全国ランキングは報告書に掲載されているが,下記に全国で上位の議会と東京市部の上位議会を紹介しておく(点数が同点なので同順位がある)。
どのような議会が良いのか。あるいは不要なのかの判断は,最終的にはその地域の有権者が判断すべきとは思うが,まずは議会で起きていること。何が議論されているのかの情報の情報発信を私自身も含めてより進めなければとあらためて感じた運営委員会だった。

「開かれた議会をめざす会」は,96年に設立されて以来,さまざまな活動を行っている。私は途中からの参加であり,運営委員となったのは昨年度からなので昔のことはよく分からない。しかし,議員が横の連携をとることで様々な情報が得られ,互いに刺激にもなる。結果として自分の活動の幅を広げることになり武蔵野市にも還元できるものがあると考え参加している。会については,「開かれた議会をめざす会」の公式サイトをご参照いただきたい。

議会活性化等に関する調査 上位議会

1位 三重県 伊賀市議会
2  東京都 三鷹市議会
2  長崎県 島原市議会
4  宮城県 東松原市議会
4  兵庫県 宝塚市議会
4  島根県 江津市議会
8  東京都 小金井市議会
8  埼玉県 久喜市議会
8  埼玉県 蕨市議会

東京の市議会の上位議会

1 三鷹市議会
2 小金井市議会
3 国分寺市議会
4 国立市議会
4 狛江市議会
4 立川市議会
4 多摩市議会
4 東大和市議会
4 町田市議会
10 西東京市議会
11 武蔵野市議会
12 稲城市議会
12 清瀬市議会
12 清瀬市議会
12 日野市議会