武蔵野市もプレミアム付き商品券発行へ

定額給付金にあわせて、商業振興名目で各地でプレミアム商品券が発行されていますが、武蔵野市でも発行されることが決まりました。1万円の商品券を購入すると1万1000円分が使えるとの内容です。吉祥寺という商業地をかかえる自治体として、やるのであれば、他の自治体と同じような額でいいのか。何よりもホントに効果があるのか。その効果を計れるのかとの疑問は残ります。



プレミアム商品券の発行について、すべては決まっておらず、途中経過として3月5日に市議会総務委員会で説明がありました。

概略は下記
・発行総額 1億1000万円
・額面額 500円×22枚を1セット(大型店で使用できる11枚と一般商店専用の11枚のセット)
・販売限度額 一人3万円まで
・販売期間 5月連休前
・販売所 未定
・名称 未定

市の補助額は、割り増しとなる1000万円分のうち、650万円分と発行経費のうち、500万円まで。つまり、最大1050万円の税金を支出します。

また、市内の大型店で消費されてしまい、商店の振興になるのかと思っていましたが、大型店では使えない券が半数あるなど工夫もされています。

委員会では、さらに追加で行う考えがあるのか、特に吉祥寺の活性化が必要ではないか、との質問があり、邑上市長は「これだけで活性化になるとは思わない。ロングスパンで活性化を狙いたい」と答弁していました。

★市内商業者からこれまでに市へ要望書が出されていましたが、これには、割り増し分の全額、1000万円と発行経費の500万円への補助(税金)の支出を求める内容となっていました。この日の説明では、税金だけで支援をするのではなく、商業者側にも負担を求める額となっており、市と商業者がともに負担するとの考え方になったのは評価できると思います。

ただ、税金を支出している商品券を購入できる人が限られていることには、疑問が残ります。税の公平を考えれば、購入できた一部の人だけが恩恵を得られることでいいのか、との点です。

そもそも、どれだけの効果があるのだろうか、も疑問です。効果があるのであれば、さらに追加することも必要と考えてもいいのですが、どのように効果を把握できるのでしょうか。プレミアム商品券が人気との話は聞きますが、経済効果があったことは分らないからです。

それに、出すと判断したのであれば、吉祥寺という大きな商業地をかかえているのですから、他の自治体と同じような額でいいのか、との疑問も残ります。

効果があるのかを評価できないのであれば、たんなるバラまき、人気取りになることが懸念されます。今回の件だけでなく、きちんとした評価システムの構築が必要です。