境幼稚園後の新施設

3月6日の市議会文教委員会で市立境幼稚園の発展的解消の後に考えられている新たな子育て施設について行政報告がありました。
報告によると、幼稚園と保育園の両面の機能を持つ認定子ども園とする。オープンは平成25年春の予定です。


新たな施設は、市立境幼稚園で培ってきた幼児教育を継承しつつ、幼稚園教育要領、保育所保育指針に基づき、0歳から5歳までを対象とした幼児教育・保育を行い、地域の子育て家庭を支援し、家庭と地域の子育て力の向上を図ることを目的とした施設とする。幼稚園と保育所機能のほかに子育て支援機能(広場事業など)も持つ、としています。

現状で考えられている内容は下記。

○施設の種類 認定子ども園保育所型

○教育・保育時間
 幼児教育時間:9時~14時 (希望により17時まで可能)
 保育時間:7時30分~19時15分 (土曜日は18時30分)
 
  4,5歳児は幼稚園型、保育園型の園児も一緒に幼児教育を受ける。

○定員
 幼稚園型 4,5歳児 各20名
 保育園型 54名        合計で94名

○施設
 幼児教育機能、保育機能、子育て支援機能を実施するには現行の施設では制約があるため新築ないし増築する。

○運営主体
 財団法人化した武蔵野市子ども協会

○境幼稚園からの移行期間
 施設整備のために園児募集については、1年の空白期間が想定されるが対応方法を研究する。

○スケジュール
 平成24年度に必要な整備を行い、平成25年春にオープン予定。

委員会では、耐震工事をしたばかりで、市財政の今後は厳しい。現状の施設でできないのか。幼児教育をもっと重視すべきではないか。幼児教育を考えるのであれば、現行の2年(4、5歳児のみ対象)ではなく、3年にすべきではないかなどの質問や意見が出されていました。

答弁は、認定子ども園の保育園型にするには給食施設が必要なこと。子育て支援機能を考えれば、広場的なスペースが必要となり、原稿施設のままでは困難。また、現在の施設は外廊下でありトイレに行くにもこの廊下を使っている。0歳児も入園することや三階建てでもエレベーターがないことを考えれば、よりよくしたい、としていました。

今後、住民説明会が開催される予定です。

★一定の方針が示されたことで、境幼稚園の今後が明確になってきました。保育料をどうするのか。私立幼稚園が定員割れという社会状況で、公が関与する施設が民間にどのように影響を与えるのか。何よりも今後に伝えていくべきことは何かなどの課題が残されています。まずは、境幼稚園の保護者と真摯な意見交換の機会をより作っていくべきだと思います。