麻生邸見学で逮捕は不当? 映像を見ると…

朝日新聞によると、麻生太郎首相宅を見に行こうなどとネットで呼び掛けた人が、事前の届け出をせずにデモを行ったこと、無届けデモの首謀者ひとりを逮捕しようとしたところ、逮捕を阻止しようとして警察官に暴力はふるった他の二名を「疑いがある」として逮捕したと報道しています。
ところが、この報道は、警察による虚偽の情報にもとづいたものであり、不当逮捕だと抗議が始まっています。


デモとされたのは、フリーター全般労働組合が10月26日に予定していた反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉2008のプレ企画イベント、『麻生太郎邸拝見「リアリティ・ツアー」』。麻生首相に団体交渉の申し込みを企画しており、そのアピールの意味もあったようです。

この「ツアー」は、『社会の「貧困」「格差」を解決すべき人物が、私たちとどれだけかけ離れた暮らしをしているのかをこの目で見て実感する、誰もが歩くことができる公道を、渋谷駅頭から麻生邸の前まで歩きながら、その土地だけで62億ともいわれる豪邸をくっきり目に焼き付けて帰る、という趣旨のものでした。

 フリーター全般労働組合が麻生首相に団体交渉の申し入れをしたのは、私たちが日々取り組んでいる不安定雇用で働く人たちや失業者の労働や生活の問題が、個別企業を相手にするだけではらちがあかず、格差と貧困を放置し拡大させた国にものを言わないと解決しないと考えたからです』

とフリーター全般労働組合のブログには書かれています。

同組合は、事前にツアーの相談はしていたとあります。詳細は、ブログをご参照のこと。どのような状況で行われたのか今となっては分からないため、「ツアー」自体への賛否の判断はつきませんが、逮捕の瞬間の映像が流されており、この映像を見る限りでは逮捕に疑問が残ります(映像はYouTubeにもあります)。

【参考】
朝日新聞 「麻生首相宅見に行こう」 ネットで募り無届けデモ容疑