知られていない西部図書館の廃館とプレイス

10月19日に市民会館文化祭の公開講座として開催された「こんな図書館が欲しい」(主催:ジモッピーN)に参加してきました。
図書館がまちづくりに大きな力を持つことを再認識しましたが、このグループが廃館予定の西部図書館について行ったアンケートには非常に興味深いものがありました。廃館を知らない人が多く、武蔵野プレイス(仮称)ができることを知らない人が半分近くもいたからです。



アンケートは西部図書館に訪れた人を無作為に選び、面接しながら答えてもらったもの。今年の8月末から9月中旬までの5日間に行われ123人からの回答を得ています。

回答者は、境、桜堤、境南町の方で74%。小金井市東町と梶野町を含めると89%となり、ほとんどのが近所に住む人となっていました。

いくつかの項目がありましたが、注目したいのが下記の二項目でした。

Q:武蔵野プレイスができるのをご存知ですか?
 知っている 52%
 知らない  46%

Q:プレイスの中に西部図書館が移転され、西部図書館は無くなる(廃館になる)ことをご存知じですか?
 知っている 34%
 知らない  64%

つまり、議会でも争点になったプレイスについて、半分ぐらいの人にしか知られていないこと。プレイスと西部図書館の関係、西部図書館の廃館も多くの人には知られていないことになります。

プレイスができることで武蔵野市の図書館の姿、戦略も変わることになりますが、その前に、市民へもプレイスができることによって何が変わるのか知らせ、一緒に考えていく仕組みも考えるべきだと思います。

アンケートには、西部図書館の良いところは何ですかとの設問があり、最も多かったのが「家に近い」というもので全回答数158件のなかで101件もありました(回答は自由回答で複数可)。

西部図書館が廃館となった後、何に使ってもらいたいかには、図書館が71件、子どもの施設が23件、規模を縮小した図書室が10件となっていました(全回答数111。複数回答可)。

このことを考えると、家の近くにある図書館(図書室含む)が最も求められていることになります。

プレイスの完成は22年度。あと二年後には完成し西部図書館は廃館予定です。廃館後の施設利用は決まっておらず検討もされていないようです。
直前になってドタバタで考えるよりも、今から住民と考えていくべきではないでしょうか。