東京都が保育所へ開設資金を無利子貸付け

認可保育所、認証保育所の開設資金を事業者に貸し付ける「認証保育所等開設準備資金貸付事業 」を8月1日から始めます。
貸付け額のは、新規開設する施設建設費の二分の1、1500万円を限度とするもの。貸し付けた次年度から、5年、または10年で返済するもので無利子となっています。


■非営利である社会福祉法人やNPOの場合、株式会社などと違い収益を貯めておくことができませんから、新規に事業を行う場合、開設資金を借りなくてはなりません。そのため、無利子で実施することの意味はあると思います。特に認証保育所は都独自の制度ですから、都の制度として実施すること。保育所のニーズの高まりへの対応、保育場が増えることで待機児が少なくなると考えれば、評価はできると思います。

また、厚生労働省は、認可保育所の子ども1人当たりの面積基準を撤廃して都道府県に任せることにより現状の面積のまま入所できる子どもを増やすことを検討しています。
このことが可能となれば、現在の無認可保育所が認可となり補助金を受け取りやすくなり、保育所が増え、結果として待機児が経る可能性があります。

保育所が増え、定員が緩和されて待機児が少なくなることは歓迎したいのですが、「質」はどうなのだろう、との疑問は残ります。

保育所は作れば良いのではなく、「質」は実際に子どもと接する保育士にかかっています。施設を作れば、定員を増やせば、保育士はさらに必要になります。この人件費については、規定がないのですから。

【参考】
東京都報道発表資料 東京都認証保育所等の開設資金無利子貸付を開始します