東学園

武蔵野市内にある私立武蔵野東小学校と東幼稚園(学校法人武蔵野東学園)を視察してきました。
東学園と言えば、健常児と自閉児との混合教育で有名ですが、実際の様子は訪れてみて初めて分かった(入り口だけと思いますが)と思います。現場に訪れてみることの大切さをあらためて感じた視察でした。



東学園の教育の特色などは、東学園のサイトをご参照ください。

幼稚園も小学校も自閉症の子どもスペースを持つもののなるべく健常児と交流ができるように考えられていることなど、様々な工夫があることがよく分かりました。

また、学校に入れない自閉症の子どもにも対応するために教育センターを開設していたこと、寮も開設し就労支援も実施していたことなど本来は“官”、行政がやるべきことではと思うことをすでに実施していることも分かりました。

これらのことは、武蔵野市にも情報が伝わっていないのではと思えることです。私立だから、との理由はあると思いますが、協力しあうことがもっとできるはず、と思えたことです。

いろいろと話を伺っていると、自閉症への対応には様々な治療法があり、その中の一つとして、東学園で行っている生活療法がある。生活療法は、東学園の創設者、故北原キヨさんが自閉症児を健常児との混合教育によって体系化されたものなのだそうです。
いわばベンチャー企業のような存在であり、自ら実践を優先させてきたために行政との連携が進んでいなかったのでは、と思えました。

武蔵野市としての東学園で培われてきた教育手法を参考にすること。武蔵野市の就労支援センターなどとも情報の共有など連携をしても良いはずだと思いました。

民間には民間の良さがあり、行政には行政の良さがあります。
行政と民というと、アウトソーシング、コストダウンしか思い浮かばないのかもしれませんが、それぞれの不足しているところは補い合い、得意な分野を伸ばすことを考えていくが真の官民協働になるはずです。その意味で、協力しあえる関係づくりが今後は必要になるのでは、と思いました。