吉祥寺駅の南北通路

7d8dd0cc.jpg2月12日の市議会建設委員会でJR中央線と京王線の吉祥寺駅南北通路の改良計画についての行政報告がありました。
吉祥寺は、訪れる人が駅周辺を回遊することが特徴となっていますが、吉祥寺駅の南北通路が狭く通過できる時間も限られているため、ここを広げることで回遊性をより高めたいと考えている、との報告でした。


吉祥寺のまちづくりには、昨年3月に出された「吉祥寺グランドデザイン 委員会報告書」が出されており、ここに方向性や理念などが集約されています。このなかで、吉祥寺駅の南北通路が狭く線形が良くないこと。通行可能な時間も限られていると大きな課題として指摘されていました。

また、
・北口エリアの軸となるのはサンロードであり、南北通路もサンロードの延長線上近くにあるものの、JRの改札口は、この軸上にない。

・朝夜、もしくはロンロンが閉鎖している日は、JR中央口が北口から直接アクセスできる唯一の改札口であるが、北口商業口エリアの広がりの中では改札の位置が東に偏っている。

・JR中央口と京王線との乗り換え動線が煩雑。

との課題も指摘されています。

そのため、武蔵野市とJR東日本、京王電鉄の三者で覚書を交わし、国交省も入った会議を開催。南北通路を拡幅しようとの協議を続けている、との行政報告がこの日の内容でした。

ただし、あくまでも協議をしているという途中経過報告であり、具体的にどこがどう変わるとの内容はありませんでした。
JRは、駅舎の耐震工事があり、京王も駅舎の建て替え(ユザワヤが入っているビル)があるため通路だけの協議や工事するわけにもいかないのが、具体化しない理由となっています。

行政報告では、来年度に詳細設計を実施。その後、JR側での改良工事を実施し、さらにその後、京王側の工事実施が予定されているとしていました。

■慣れているとあまり感じませんが、南北通路は通路が狭く使い難いのは確かなことです。
検討図を見ると、柱が複雑にあるため、直線的に通路を作れないこともあり、そう簡単に整備はできないように思えます。
また、通路を広げることは、それだけ店舗面積が狭くなりますので、民間会社であるJRと京王がすんなりと納得するのかという懸念材料も残されているはずです。政治的な駆け引きもあるようですが、市民、鉄道事業者、商業者、市とで南口広場の整備も含めた早急な具体案づくりが必要であり、そうなるように期待したいと思います。