【調整計画】全員協議会は延長戦で20日に!

1月17日に市議会全員協議会が開かれ、現在策定中の第四期長期計画調整計画原案について、調整計画策定委員と議会との意見交換が行われました。
しかし、冒頭、日程、手続きについてを質問する時間で、パブリックコメントの締め切り日をもっと延ばすべき。明確な答弁あるまで休憩を求める、との議員の質問があり議会が止まってしまいました。

また、当初からの開始時間が13時30分と遅かったことあり、この日で全員の質問が終わらず、延長戦となり、20日(日)の10時から再開されることになりました。

議論は大いにすべきですが、これが議員が行う質問なのか、と思うような内容があり、議会としての良識が問われるように思えてしまう全員協議会でした。



この日の全員協議会の開会前に急遽、代表者会議が開かれ、全員協議会の進行について協議が行われました。

そのさい、自民党会派から、論議に参加したいが、従来の方式とは異なる方式であることから、日程の持ち方について、内容への質問とは別に時間をとって欲しいとの要望が出されました。

全員協議会は、予算特別委員会などのように各議員の質問時間を決める規定がありません。そのため、一人が何時間でも質問ができることにはなっています。本来であれば、重要なことが起きた場合、全議員から質問を受けるために考えられている会であり、通常の議案審議とは異なるため、簡単に質問をするというのがこれまでの全員協議会でした。

また、これまでにも、計画のつくり方や日程についての質問は、内容を質問する中で行ってきていました。そのため、これまでと同様に各自の質問時間のなかで行うのが筋だと思います。
しかも、この日に行われることは以前から分かっていたことですから、当日になって言い出すのはおかしいと思い、確認の質問をしてみました。

返答は、調整計画原案に書かれている市民ヒアリングなど日程がこの原案になって初めて分かってきたので質問をしたい。そのさい、質問は、原案に書かれている日程についてである。全員が質問するのではなく、会派の代表者が質問をする。再質問については、答弁内容によって変わるので確約はできないが、良識で判断したいとしていました。

原案が議会に示されたのは1月9日ですから、タイトな日程ですし、今後をどう想定しているか議会として確認する必要はあると思います。そのため、明瞭に簡素に質問をして欲しいと要望をして、他の会派と同様に私も了承をしました。

ところが、この日程についての質問が自民党会派の代表者があったのですが、答弁に対して他の会派(いわゆ邑上野党)から再質問が出始めたのです。質問してはならないという規定はありませんが、ではなぜ代表者会議で協議をして確認したのか。質問をしたいのなら最初から言うべきではないのか。代表者会議で決めたことは何だったのか。議会運営もおかしなことになってしまうことになり非常に憤りを感じました。

通常の議会ルールを変えたいから代表者会議で協議をしたという自民党会派には、全てを納得はできませんが、それもあるよな、と納得できたのですが、まるで他人の褌で相撲を取るような質問にはがっかりでした。

その後に自民党会派の他の議員が再質問し、先の計画では原案が出されて一ヶ月間は市民意見を募集していた。今回も同じにすべきだ。これまでの答弁で検討するとしたが、明確な日程が答弁されていない。明確な期日を示すまでは休憩を求める、と強い口調での質問があり、議長が休憩を宣言し議会は止まってしまいました。

そして、約2時間止まった後で、2月1日締め切りだったパブリックコメントの締切日を2月20日に延ばすことが行政から答弁があり、内容の審議へと入ったのでした。

質問ですぐに休憩を求めたのは、最初から休憩ありき、止めることが目的だったと思ってしまいますが、市民意見をより広く聞くことはすべきとの指摘には、何日延ばせばいいのかは別問題として、理解できないわけではありません。
その前の行政側の答弁からは、締め切り日を延ばしたいという趣旨の答弁があったのですから、もっと早く示せばいいのになぁ、と思ったほどです。

この日の質問には、周知期間が短いとの批判が多くありました。

議会に原案が示されてから全員協議会までは8日間しかありませんでしたので短いといえば短いのかもしれません。

ですが、調整計画策定委員会は公開で行われており、途中の議論の経過をずっと示してきているのです。毎回ではありませんが、私はなるべく傍聴していましたので傍聴していれば、何を書こうとしているのか、計画の方向性は分かるはずです。市民意見についても、傍聴者からの意見は毎回のように聞いていますし文書での意見も受け付けていました。秘密裏に作られたのはないのです。

議員として調査が必要と考えるのであれば、委員会を傍聴してから質問をすべきではないのか、と思ったほどでした。

また、このような策定方式は議会軽視ではないか、との質問もありました。これに対しては委員から、議会を重視してきているのに、何を根拠に軽視しているのか、と強い反論がありました。

この反論には、例えば自治基本条例の策定と書いてあるが、市議会の多数は賛成しない。会派へのヒアリングの時も書くべきではないと示したのに、書かれている。制定できないことを書くのか。
民意を反映する手法には選挙があるが、直近の選挙は市議会議員選挙であり、邑上与党は少数だ。今の議員も選挙公報では積極的に求めていない。市長も選挙公報には書いていない。だから、自治基本条例が書いてあるのは民意を反映していない、としていました。

これに対して策定委員からは、書くなと会派ヒアリングで表明したのは一会派のみだ。議会で通らないことを策定してはいけないのか。調整計画が良いものになるように建設的な意見を示して欲しいとの反論が出されていました。

これに対して質問した議員側からの反論はなく、その後は、いろいろと山ほどの質問が続きましたが、例えば用語については、付属の用語集を見て欲しい。前後の文脈を読んで欲しいなどの反論もあり、調査不足が明らかになっていました。議員としてこの内容でいいのかと思えたほどです。

先の代表者会議では、時間制限はないが良識で行うと申し合わせているのに、このことも無視されていたのです。時間を使うこと、遅らせることが目的ではと思えたほどでした。
また、質問する議員自ら、精読していないと言いながらの質問は果たしてどうなのか、と思ってしまいます。

ですが、答弁側の反問権(答弁側が反論する権利)が認められていない通常の議会審議とは異なり、反論が続いていることは議論としては非常に良いことですし、面白い議論になっていましたが、結局、スタートが遅れたこともありますが、3人の議員の質問で22時30分を超えたことから別の日に続きを行うことで、この日は終わりとなりました。

次回の日程は、1月20日の10時からです。
日曜日の議会となりますので、どうぞ傍聴にお越し下さい。

どのような議論になるかは分かりませんが、議会の良識が問われる内容になるかもしれません。