プレイスの4階修正案と指定管理先

12月17日に鉄道対策・農水省跡地利用特別委員会が開かれ、武蔵野プレイス(仮称)の管理運営方法・主体などについての行政報告がありました。
この報告で、武蔵野プレイスの管理・運営を市が出資している財団法人武蔵野スポーツ振興事業団を改組した団体に指定管理者制度で指定したいとの方針が、正式に市から表明されました。
また、先月の特別委員会や10月に開かれた設計者との懇談会で委員(議員)から指摘された構造などの修正項目について、検討された結果、細かな変更を加えた新たな図面も示されました。

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武蔵野プレイスは、実施設計の段階となっていますが、細かな点の修正などは特別委員会と協議しながら進めることになっています。

この日の特別委員会では、前回の特別委員会などで指摘されていた4階にあるフォーラム(200人規模の講堂スペース)の規模を増やすべきだとの意見には、柱を移すことで使い勝手が良くなり60センチは広げられたが、これ以上は広げる考えがないとの答弁がありました。理由は、姉歯事件以来、構造設計が厳しくなり柱の間隔をあまり広げられなくなった。4階を広げると3階以下の構造計算をやり直さなければならないこともあり、検討できないというものです。

この答弁に対しては、(時間がかかっても)計算をやり直しでもいいのでは、との質問があり、検討してみる、との再答弁となっています。

このフォーラムについては、飲食可能にすべき、パーティも可能にすべきだとの意見が今回もありました。
答弁は、4階の飲食は禁止にしたい、との内容で、この点では対立しています。

また、外観デザインが大きく変わったが、これは市長が建設費やランニングコストを下げるように圧力をかけた結果、柱の間隔を狭くすることで下げたのではないか、との質問もありました。
答弁は、長年にわたって親しめるようなデザインが必要と考えているが、設計者に任せている、としていました。

この日に示された資料による現在でのプレイスの運営方法・主体についての市の見解は下記。

1.施設の位置付け→「文化・教育施設」
・図書館機能を始めたとした、市民活動、青少年活動及び生涯学習の各活動支援機能を併せ持った「文化・教育施設」

2.設置及び管理の所管→「教育委員会」
・図書館機能部分については、「教育機関」(地教行法)
・従来より図書館、生涯学習及び芸術文化の振興行政を担当してきた教育委員会が所轄

3.管理・運営手法の特徴→「一体化した管理・運営」
・本施設のような複数の機能が集まる利点を最大限に活用するためには、各機能の運営主体を異にするという従来型の複合施設の管理運営手法を改め、施設の全ての機能を(有機的に)一体化した管理・運営をすることが不可欠。

4.管理運営方法→「指定管理者」
・「有機的に一体化した管理・運営」を実現する上で、プレイスで予定される様々な業務について、独立団体(指定管理者)が、管理運営を行うことにより、直営方式で陥りやすい従来の所管の縦割りの弊害を比較的スムースに取り除くことができ、一体的な管理を実現することが可能。

5.管理・運営主体→財団法人武蔵野スポーツ振興事業団
・現在も教育委員会の主管であり、生涯学習の一環であるスポーツ事業(施策)の一端を担っている「財団法人武蔵野スポーツ振興事業団」を改組し、指定管理者として指定

■これまでの計画でも指定管理者制度による運営であり、指定先は財団法人スポーツ振興事業団を検討するとしてきましたが、今回の報告で方針として決定されたことになります。

しかし、改組すると報告はされてはいますが、現状の体制のままでは、図書館や生涯学習を担える人材がいるとは思えませんし、機能を持っているとは思えません。
指定管理とするのなら、まず人材を揃えることが先決です。市からの派遣で担うのであれば、担当者を明確にすること。もしくは、外部から人材を公募することやヘッドハンティングして確保するなど具体的な対応が求められているはずです。
早期に、“誰”を決める必要があります。

フォーラムについては、食は教育施設ですから不要と思いますが、飲(コーヒーやお茶など)程度ならいいのではと私は思います。

画像は、変更された4階のレイアウト。上が修正分。下がこれまでの設計。