【法政跡地問題】地区計画制定へ

12月14日の市議会建設委員会で法政跡地周辺について、高さ15m。一部の最高の高さ24mとする地区計画を制定する条例案が審議され、賛成多数で可決されました。12月19日の本会議で可決すれば成立となり、20年1月1日から施行されることになります。今後はマンション建築にともなう工事や建築物への細かな交渉が地元住民とマンション業者との間で行われていくことになります。


地区計画については、最高の高さを15mとする住民発案による地区計画が考えられていました。当初は、市と連携していましたが、途中から連携が崩れ裁判がおきるなど大きな問題となってきました。

今回提案されたのは、「武蔵野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例」で、これまでに公表されている市の案による地区計画です。

この日の建設委員会ではまた、「市長のまちづくりに対する市政をただすとともに、地区計画早期制定に関する陳情」も審議され、採決の結果、「陳情の趣旨は理解するが、決議の必要はない。関連の経過を総括し今後のまちづくりに活かされたい」との意見付きで全会派一致での採択(賛成)となりました。

条例、陳情ともに各委員が賛否の意見を述べています。概略は下記。条例への反対は共産党のみ。他の会派は賛成です(共産党は、陳情は賛成、条例は反対)。
あくまでも聞き取った範囲ですので、正確には議事録をご覧下さい。19日の本会議では、より詳しい討論があると思います。

武蔵野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例

●(24mの市の条例案に)反対意見
・住民との合意がないままに進んでいることに、住民怒りがある。住民との合意がないことから反対。
・都市計画審議会では、反対が3、棄権が1あった。
・24mに下げる努力はしたが、住民の納得が得られていない。
・地区計画は枠組であって 長谷工は目いっぱい作ろうとしている。

○賛成意見
・決議については、これまでの過程では迅速な対応ができていない。私どもも議員も含めて、市も反省すべきだが決議するほどではない。
・陳情内容は100%認められない。
・互いの立場を尊重しあう必要がある。意見が通らない相手を非難する進め方は問題がある。
・これからも問題が起きるだろう。これまでの反省を踏まえ、長谷工へも配慮して対処して欲しい。
・「ただす」は、「正す」ではなく「質す」との字であり、今後も議会は細かい内容について質していきたい。
・まちづくりの目標をもって地区計画を進めるのなら、住民側にも質す必要がある。
・解体によってテレビが映らないなどの現象もある。しっかりと業者へ説明責任を求め対応してもらいたい。
・住民による地区計画へは敬意を表する。最初から権利を有しているもの意見が入っていない地区計画に無理があった。都市計画審議会でも審議した。無視されたとは認識していない。決議の必要もないと判断した。
・都市計画審議会を4回開催したこと。問題はあったがCGを使うなど工夫があった。高さ25mから24mに下げるのは建築をやったものにとってはすごいこと。困難だったと理解する。
・壁面が6m後退したことも、住民案に近づけようとしたと評価する。