一般質問の自己採点

12月議会の一般質問が5日で終わりました。
質問の内容や答弁内容は、正式な議事録が出ることで確定しますが、簡単に私の一般質問の感想を記しておきます。


今回の一般質問は、市民と行政の協働を進めるための一歩とのテーマ。
市役所出前講座と市報を使って市民活動を知らせるメディアを市民による編集で実施することで協働の一歩になるとの内容でした。

一口に協働をすると言っても簡単には進まないものです。なぜなら、市民も行政もフランクに話をすることはあまりなく、互いを完全に信頼しあえる関係にはなっていません。

これは武蔵野市に限らず、どこでも同じはずです。個人的な関係であればまだしも、立場が違いますから、そう簡単にはできるとは思えませんし当然のことでしょう。
信頼というよりも、相手がどういう立場で、どう考えるか、どういう行動ができるのかを理解しておくこと。つまりは、互いを尊重できるようなることが何よりも重要ですし、その段階がないことには、協働どころではないのだと思います。

そのために一歩として、市役所の業務内容を説明すること、説明にしても明確なルールを作っておけば、職員側も行きやすくなるでしょうし、市民側にとっても、敷居が低くなること。
また、行政ばかりに頼るのではなく、市民側も自ら勉強することや情報共有する場をより増やすために、市民同士の活動の場の情報共有するメディアをより安く作る手法と、行政がやってしまうのでなく、市民に任せてしまってはどうか、との提案が今回の一般質問でした。

これまでの一般質問は、理念的な意味合いと変換をすべきとの内容が多かったのですが、提案する事業を実施をすべきとの具体的な提案をするスタイルへと変えてみた一般質問でした。

これは、先のマニフェスト大賞でノミネートされた政策をみてみると、具体的な施策を実施することで理念を実現化、あるいは進めようとしていると思ったからです。

そういう思いもあっての一般質問でしたが、答弁を思い返してみると、何か成果があったのかどうか、よく分からない、というのが正直な感想です。

一般質問で、「すぐにやります」という答弁はよほどのことでないとなく、「検討します」「研究します」程度ですまされることがほとんどです。少しは成果があったかなと思えるのが、「前向きに検討します」といった答弁でしょう。「考えていません」との否定答弁もありますが、分かりにくいのは確かです。

これらは、そのニュアンスから、ホントに考えているかどうかを推測しなくてはならないのですが、市民にとっては全く分からないのではないでしょうか。

ゲームのように、質問者の攻撃ポイントが10ポイントアップした、などと数値化すれば分かりやすいのですが、そうも簡単にはいかないのでしょう。質問する側のテクニックの問題も大きいとは思いますが、分かりやすさはこれかの大きな課題だと思います。

また、市民の元へと踏み出す、協働していくという市政であるのなら、客観的な数字として踏み出した回数はどう変化しているのかを質問したのですが、市全体としては把握していないことが今回の質問で分かりました。

感覚的には、いろいろな会に職員は出向いていますし、説明会や懇談会の回数は増えていると思います。しかし、市の経営として考えれば、なんとなく進んでいるのではなく、数値化して分かりやすく示すべきです。株主(市民)に、具体的に成果を示せないのでは、市政が良くなったのか、悪くなったのか、株主が判断できないのですから。

今回の一般質問では、分かってもらえたのだろうな、と善意に解釈しておくか、との感想です。具体的な動きにならないと成果とは言えないこと。再質問で単純にYESかNOを迫っても良かったなと自分自身への反省もあります。

点数としては、100点満点で60点ぐらい、としておきます。

【参考】市役所による出前講座