中学校給食の試行

待望の中学校給食実施へ向けて、市内の全中学校で二回ずつの試行が始まっています。そのうちのひとつ、二中での試行の様子を見てきました。

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試行日は、試験日でもあったため、午後の授業がなく時間の制約は厳しくない状況でした。子どもの様子に緊張感はなく、何人かの生徒に聞きましたが、楽しみにしていたとのこと。
ただし、給食が始めてのことであり、イベント的な要素も考えられますので、親の待望度数とは異なっていたのかもしれません。全体的に、高揚感があったようには思えました。

武蔵野市の中学校給食は、市政の始まって以来のことになります。
そのためか、教員だけではなく、調理も含めた市の担当職員が大勢、試行が上手くいくのか注目するの中、中学校給食試行が実施となりました。

リフトで食缶などは職員が各階にあげておきますが、配膳などは生徒が行うことになっていました。大丈夫かな、と私も不安な気持ちで見ていましたが、生徒には不安はないようで、何ごともないように配膳し、班ごと、あるいは、机を何列に並べて「いただきます」となったのです。

考えてみれば、中学校給食は始めてのことですが、生徒はみんな小学校で食べてきているのですから、ごく普通のことで、じつはなんとも思っていないのだろうな、と思いました。
あれこれと不安になっているのは大人だけのようです。

給食の利用率は、目視ですが、クラスに1~2名程度が弁当を持参している程度で、ほとんどが給食を食べていました。

気になったのは、中学生男子には量が少ないと思われたことです。
小学校のメニューと同じで、小学校高学年の1.3倍で考えられていますが、カロリーベースですので、単純な量には反映していないようで今後の検討課題といえそうです。
そのためかは分かりませんが、食べ残しはほとんど見られませんでした。

また、リフトが一基しかないため、配膳車から降ろした後、各階へ上げることや、持ち帰るときには時間が小学校よりはかかることも課題となります。

新たにリフトをつけることも考えられますが、配膳のスタッフを増やすこと。あるいは、一階の教室をランチルームにして、一学年分はリフトを使わないようにして時間を短縮することも考えてもいいのではと思います。
あとは頭の使いようではないでしょうか。

給食の試行は、イベント的な雰囲気もあったので、生徒がみんな歓迎したとは思えませんが、この日を見る限りでは、中学校給食実施へさい先の良いスタートだったと思います。

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写真上:
この日のメニュー。これに牛乳がつく。

写真下:
配膳車が通ることを考えていないので、廊下に段差があった。給食課職員手作りのステップが用意されており、大きな問題にはなっていない。このような小さな課題は多いが、大きな課題はないようだ。学校のバリアフリー化も考えれば、このような段差の解消が必要だ。