調整計画のゆくえ

10月11日に第四期長期計画調整計画策定委員会が開かれ傍聴してきました。
討議要項への各種意見を聞いた上で、計画案づくりへどう考えていくかを議論する会となっていました。具体的な事例について検討はしていませんでしたので、何がどう変わったのか具体的にはなっていません。
この会を聞いていて思ったのは、計画書を作るだけではなく、議論の過程や出された意見を残しておくことが必要だということです。


討議要項が出され、これまでに、市民会議、分野別市民団体、パブリックコメントのほか、市長、市議会、教育委員会などと策定委員会とで意見交換が行われています。

今後、これらの意見を検討し調整計画案を作り、再度、市民や市議会と意見交換が行われ、正式な調整計画となります。

この日の会で策定委員から「これまでの公開と違い公開することが原則になっている。いろいろな角度からさまざまな意見があり誇りに思う」との発言があり、「パンドラの箱を開けたようだ」との発言があったほどです。

現在の邑上市政は、前市政のように市長が強力なリーダーシップを発揮して方向性を定めて動いていくというスタイルではありません。今回の調整計画のように「パンドラの箱」から飛び出してきたような市民意見や議会などのさまざまな意見から方向性を定めていくのだと思います。

となれば、どのような意見が出されたのか。どのような意見があったから、こういう方向になった、政策になったという課程を明らかにすることが必要だと思います。このような理由だから、との説明がないと実施される政策の重みがなくなってしまうと思うからです。

この日には、委員からもアイデア集として提案集としての残すべきでは、との意見が出されていました。私も同感です。三鷹市が発行している「三鷹を考える論点データ集」のようにして記録していくことが必要だと思いました。このような冊子があることで市政の課題が分かりますし、政策へのヒントも生まれやすくなるはずです。

しかし、各種のヒアリングは、公開することを前提として行われていないため、現時点で公開することはできないのでは、との見解になっていました。個人名は伏せる必要はあるでしょうが、市の方向を決める大事な計画であるなら、概要でもかまわないので公開していくべきではないでしょうか。

当然ながら、市議会も、です。