境幼稚園の廃園は1年延期

8月21日の文教委員会で、発展的解消とされている市立境幼稚園について、平成21年度も引き続き園児の募集を行うとの行政報告がありました。
境幼稚園は2年保育ですので、21年度入園した園児が卒園する22年度までは存続することになります。


第四期長期計画では、幼保一元化施設として存続させるのではなく、新しい子育て支援施設として発展的解消を図るとされているのが境幼稚園です。
しかし、境地区で大型マンションが建ち21年度の入園希望者が18名程度予想されていること。
発展的解消するにしても、その後の新しい子育て支援施設がどのようなものになるかが決まっていない。現在策定されている長期計画調整計画策定委員会で議論されているので、その結論を待つことが理由です。

民間保育園の園児が少なくなり、廃園も出てきているなか、多くの自治体で公立幼稚園の役目を終わらせています。武蔵野市では、境幼稚園をなくし幼保一元施設を検討しましたが、幼稚園部分への補助金がないことなどで移行にするとはしていません。
三鷹市では、市立幼稚園をなくし公設民営保育園、子育て支援施設、幼保一元化施設(認定子ども園に近いもの)へと移行しています。いつまでも先延ばしをするのではなく、決定を早急にすべきでしょう。

■待機児対策として認定こども園を検討してもいいと思っていましたが、学校法人か社会福祉法人にしか補助金がないなど公立には不利な制度となっています。民間委託すればいい、との考えもあるでしょうが、安上がりだけが目的になりがち。いまひとつ、不安が残ります。
他の子育て支援施設としても、ハコはいいとしても誰が運営するのか。一番肝心なソフト、人材確保、養成をどうするかを考えるほうが先決ではないでしょうか。