築上町議会 学校を隔週5日制に戻す意見書を可決

福岡県築上町議会が学校週5日制を廃止し隔週5日制に戻すことを求める意見書案を全会一致で可決しました。『教育の現場では時間が足りない。せめて、隔週5日制に戻し落ちこぼれの生徒が出来ないように時間的努力を執っていただきたい。義務教育機関では特に、“ゆとり”を持って勉強を教えるような時間を作っていただきたい』が主な主張です。

現状の学校を見ていると時間がないことは実感できます。土曜日に授業を行っている私立学校は多いですし、土曜日に講座を設けている公立学校もあります。土曜日には部活もあるから学校にはいく。
「平日の時間に余裕が増えるから土曜日に授業をやってもいいんじゃない」
とはある生徒の言葉ですが、土曜日の授業を考えても良いのではと思います。

生活にもっと近い地方議会からこのような意見書が出されることの意義は高いと思います。

意見書の内容は下記

学校5日制を廃し、隔週5日制に戻すように求める意見書

 5年前、保護者の学力低下や自宅での学習の限界があるなど多くの反対があったのにもかかわらず、ゆとり教育・子どもを地域や家庭に帰し地域での教育をなどということで週5日制が施行されました。
 5年が経過しようとしています今日、履修単位不足・学力の低下・校長の自殺・いじめの増加・非行の低年齢化・児童生徒の自殺などの事件が多く聞かれる様になりました。教育の現場では時間が足りないという言葉を耳にします。2学期制にして始業式・終業式を減らし授業時間に当てる等の努力を行っている学校もあります。
 せめて、隔週5日制に戻し落ちこぼれの生徒が出来ないように時間的努力を執っていただきたい。義務教育機関では特に、“ゆとり”を持って勉強を教えるような時間を作っていただきたい。
 教職員については、夏休み・冬休み・春休みのうちに20日間の休暇を消化していただければ40日間の土曜日半休授業が可能だと思います。
 これからの時代を担っていこうとする子ども達が、国際競争に負けないように教育していただけますように要望し、明るい日本の未来を見られるような政策をお願いします。
 来年度からでも隔週5日制に戻されますように強く要望するものであります。
 以上、地方自治法第99号の規定により意見書を提出します。

 平成18年12月    
                  福岡県築上町議会議長

内閣総理大臣 安部晋三 殿
文部科学省大臣 伊吹文明 殿

【参考】
西日本新聞
「学力低下やいじめ問題などが急増」 学校5日制廃止を提言」