プレイス専門家会議と懇談 密室で何がおきたか!?

12月18日に鉄道対策・農水省跡地利用特別委員会が開かれ、武蔵野プレイス(仮称)専門家会議の委員(三名)と懇談が行われました。
懇談は、議会に提示された中間のまとめに関しての意見交換と質問との内容です。全体で二時間という時間的な制約があり、基本的な考え方を確認した程度で深い議論はできなかったと思えました。議会側からは大きな異論はなかったと思いますので、中間のまとめの方向性については議会としては課題が少ないとの認識が現状だと思います。

ただし、この懇談のあり方はおかしいと思います。

通常の委員会終了後に行われたのですが、傍聴に来ていた人たちを委員会室から追い出して“密室的”に懇談を行ってしまったのです。
公開性を求められている議会として、何を考えているのかまったく理解できませんでした。


公開できないのは、懇談を公開する前例がない、会派で決めないとできない。勝手に決められないと自民党会派の議員は説明していました。傍聴されて何が困るのか。困る理由は何か、と聞きましたが上記の理由だけでかたくなに拒まれてしまったのです。

懇談の公開は事前に委員長には伝えられており、委員会の場で判断することになっていました。まさか、非公開にすると思いせんでしたので、この考えの差には正直に言って驚く以外にありません。
個人情報を審査するなど非公開にすべき場合はあると思いますが、透明性、公開制を求められている議会として非公開とする正当な理由が私には見つからないのです。

広く告知していなかったとの理由もあるようですが、前回の委員会で懇談することは行政側から説明されていますし、専門家会議でも議会と懇談すると話されていますので、懇談があることはすでに公開されていることです。何もこの場で急に決まったことでもありません。
会派で決めないと何もできないのであれば、まるで子どものお使いを相手にしているようで議論にもなりませんし、議員としての責任を持っているかとも思えてしまいます。
見方を変えれば、専門家会議の委員と懇談を自分だけのものにしたいという“議員特権意識”とも思えてしまいます。

実際の懇談では深い議論とはなりませんでしたが、議員の考え方や専門家会議の委員からいろいろな意見が出されましたので、それなり意味があった懇談だと思います。私は、立場や意見が違ういろいろな人が意見を出していくことで良い施設になると思っていますし、市民の方々にも見ていただいた方が市民自ら判断できる要素ともなるので公開していくべきと思っていますが、そもそもの感覚、考え方が異なるようです。
結局、非公開で良しとする議員が多いことで話はまとまらず、今後の対応を考えるとして非公開での懇談となってしまいました。

さて、本題の懇談です。
いろいろな意見や質問が出ていましたが、全体を簡単にまとめてみると下記のようなことかと思います。

施設規模は、諮問されていないので議論はしていない。
詳細は設計段階で決まるもの。
規模は市長と議会で決めてもらいたい。
指定管理者制度の導入には疑問がある。個人的には反対の委員もいる。
何よりも運営主体、館長を決める必要がある。ハードだけの議論では限界がある。
早急に運営主体と決めて、その上で設計者と議論すべきだ。

私からは、そもそも公共図書館としてどう考えるのとの観点があまり見受けられない。ビジネス支援や市民活動支援は、図書館のレファレンス機能に私は含まれると考えるが見解はどうかと聞いてみました。

専門家会議の委員からは、当然だが公共図書館として考えている。時間的な制約があり表現は見直した方がいいかもしれない。レファレンスについては同様の考え方、との返答でした。

懇談を終わって思えるのは、武蔵野プレイスについてまだまだ議論が必要だということでしょう。ソフトや誰がやるのかを決めること。つまり、以前から主張しているように中身をどうするかを早急に考える必要があると思いました。

今後、中間のまとめの概要版が作成され市民意見の募集が行われ最終報告となる予定です。