コンビニがこどもの一時預かりを実施へ

 (株)ローソンがこどもを一時預かるサービスも行う子育て応援店舗「ハッピーローソン」を12月15日にオープンしました。一階が通常のコンビニ店舗とし二階にベビーグッズ・ベビー雑貨・絵本・玩具・ママの癒し系グッズなどの商品を陳列しキッズスペースを設置。2007年1月15日からはこどもの一時預かりも実施予定となっています。

 この新たなコンセプト店舗は2007年6月末までの期間限定。この間に子育て支援に対する商品やサービスの情報やノウハウを蓄積し、子育て支援店舗の本格的な展開につなげていきたいとしています。
 なにかと便利なコンビニですが、こどもまで面倒見てくれるのかと思うと歓迎すべきなのか、いや違うよ、と思うべきでしょうか。


 この新たなコンセプト店舗は、ローソンの30周年記念イベントで行った「未来のコンビニを考えよう」という論文コンテストで最優秀賞になったアイデアをベースに考えられたもの。ホームページで募集した子育て家族の声なども反映させこの店舗をプランニングし実際に営業することでニーズやノウハウの蓄積を進めることが目的です。

 こどもに配慮した店舗などが増えることは、子育て環境が良くなることでもあり歓迎すべきだと思います。違う角度から考えてみると、このような施設を用意することでビジネスに有利になることであり、現状に課題が多いことの証明とも言えるでしょう。子育て施策を進めようとする自治体を後目にコンビニが実施してしまう姿を考えると、自治体施策のスピードの遅さ、アイデアの少なさが問われるかもしれません。

 これから動き出すので、結論めいたことは言えませんが、言えるのは、子育て支援店舗をわざわざ作らなくてはならない日本の子育て環境が遅れていることではないでしょうか。少子化はこのようなことも影響しているのではと思います。その意味ではローソンが投げかけた一石に注目すべきなのは確かです。

【参考】
(株)ローソン プレスリリース 
 『子育て応援店舗「ハッピーローソン」開店』