【法政跡地問題】議会が抗議の決議

これまでにもこの問題について書いてきましたが、12月8日の本会議で移転に関する決議が出され全会一致で採択となりました。

決議文は下記。採択された後、すぐに文書は法政大学に届けられたとのこと。以前出した議会からの要望書に対してはなんら返答はありません。どうするのか。教育期間としての法政大学の姿勢が問われると思います。



 法政大学第一中学校・高等学校移転に関する決議

 吉祥寺東町3丁目にある「法政大学第一中学校・高等学校」は、来年度より男女共学の「法政大学中学校・高等学校」と改称し、三鷹市牟礼に移転する予定だが、移転後の同校跡地周辺住民にとって大きな不安が残されている。市民要望もあったことから武蔵野市は「公有地の拡大の推進に関する法律」に基づいた同校跡地取得を含め、再三にわたって要望、交渉してきたが、法政大学側は跡地売買契約を株式会社長谷工コーポレーションと結んでしまった。跡地には大型マンション建設の予定があり、周辺地の市民からは、住環境を守るために、高さ制限を求めた地区計画案が市側に提出されている。
 本市議会においては同問題に関連した「法政大学第一中・高等学校移転後の校地跡地取得に関する陳情」を初めこれまで計5本の陳情が採択され、法政大学側へも「法政大学第一中・高等学校跡地を考える東部地域議員有志の会」で、市の跡地取得と周辺環境に配慮した開発となるよう求めた要望書を本年1月に提出したものの、これに対する対応も今までに何ら見られない。
 長年にわたり同校が吉祥寺東町に存在しえた背景には、周辺地域の良好な住環境による恩恵や、さまざまな目に見えない事柄も含めた協力があったものと思われるが、そうした地域社会に配慮することなく、同校が移転をしていくことは誠に遺憾である。同校は今回の移転に関する基本構想の中で、「魅力あふれる男女共学校として、諸改革を推進し、モラル教育も積極的に行い、地域の模範となるよう努める」、「三鷹ネットワーク大学との連携も行い、近隣住民を中心とする市民に開かれた学校となる」としている。しかし、「地域の模範」、「地域住民を中心とする市民に開かれた学校」を目指すならば、これを本市内においても実践すべきと考える。
 よって、武蔵野市議会は、同校及び法政大学側が今からでも誠意を持って、跡地売却契約先に対して同校跡地の抱えている周辺住民の住環境維持等の課題解決に向けた要請を行う等、最大限の取り組みをしていただくよう強く求めるものである。
 以上、決議する。

平成18年12月 8 日

                       武 蔵 野 市 議 会

【参考】
【法政跡地】
高さ制限含む地区計画は来年6月に

法政跡地問題で住民が要望書提出へ

【法政跡地問題】 まちづくり条例の早期制定の陳情採択

おかしくないか? 後ろ足で砂をかける法政大の移転姿勢