与党の役割

9月19日の鉄道対策・農水省跡地利用特別委員会で継続審議となっていた陳情の採決がありました。
この審議のなかで、与党の民主が賛成するか、という疑問の声を聞きました。与党だから市や市長に不利になる陳情に賛成するのか、という意味のようですが、私は与党だからという意識はありません。武蔵野市政のいわゆる与野党が変わりましたが、市民要望である陳情に対して、賛成できる内容であればなるべく賛成しようとしている態度を変えていないことを疑問視する人、議会とは本来、全部が野党的存在と思っていますが、どうもそうでははないと思う人もいるようです。


今回、採決(賛否を決める)した陳情は二本あり以下を求めていました。

○旧農水省跡地利用計画の見直しに関する陳情
1.農水省跡地利用計画についての再検討委員会(仮称)を設け、この計画につい
て十分な検討を行い、市民的合意の形成に努めること。
2.上記の検討委員会(仮称)の設置に当たっては、「大事なことは市民と決める」、「情報の徹底した公開」という方針に名実ともにふさわしく、また公共施設の「抜本的見直し」を行うという市長の公約にかなう姿勢と方法で進めること。

○旧「農水省跡地利用施設建設基本計画策定委員会」の議事進行についての疑問解明に関する陳情
1.議会に上記の件について真相を究明するしかるべき機関を設置して、事実を解明し、その結果を公表すること。
2.上記機関の審議内容や収集資料を公開すること。

上の陳情は、予算の否決からいろいろな過程を経て、すでに学識経験者による検討会議が始まっています。陳情の趣旨とは少々離れているとは思いますが、見直しが進められていること。

下の陳情に関しては、未だにどのように進められたかの分かりませんので公開すべきだと思いますし、公開したからといって、現状では策定方式を公開するなど改められているのですから問題はないと考え、どちらも賛成をしました。

しかし、特別委員会では賛否が同数となり、委員長が否として否決となりました。民主・市民ネット、共産、むさしのリニューアルの賛成、自民、公明、市民クラブの反対。いわゆる邑上与党が賛成で野党が反対という構図です。与野党は変わりましたが、賛否の別れ方は、前市長時代と変わっていません。

この時に冒頭のヤジ的な発言を耳にしたのです。
真相究明となると前市長時代のあら探しになるのかもしれませんが、責任は現市政が負うことになります。それはそれで仕方がないこと。隠していくよりも公開したほうが良いのではないかと思います。

与党、野党の役割とは何か。議会内で考え方には違いがあるようです。