北町学童クラブの正式移転決まる

18日の文教委員会では、昨年9月の豪雨で水没した北町学童クラブの四小校内移転が確定しました。

豪雨の後、一時期を除いて四小内に移転していましたが、仮移転の状態で移転する場所が確定せず正式に移転するとはなっていませんでした。
クラブ室の面積が倍近く増えたことで、市内で唯一、三名の保留児(待機児)を出していることへの対応が求められます。また、苦肉の策とは思いますがクラブ室の使い勝手には課題があります。

同時に地域子ども館、あそべぇ(全児童対策事業)の部屋も移転します。

移転先は、一教室と約三分の二教室分の広さ。学童クラブ室の面積は、115.76㎡と仮設クラブ室の64㎡からは倍近い面積となります。
しかし、クラブ室が、69.8㎡の部屋と45.96㎡の部屋との分かれてしまっています。
これは、二教室を転用しているのですが、間の壁が校舎の構造壁となっていることから壁を撤去したり一部を開けて一体化して使うことができないことが理由です。

他の場所があったのでは、と思いますが、一般的に学校の“壁”が厚く、なかなか学校教育以外への転用ができないことが多いことを考えれば、苦肉の策としてできるだけのことはしたのだと思います。

市では、部屋が分かれてしまうことへの対応としてアルバイト指導員を雇用して対応する予定。
今後、どのような保育になるのか。気になります。

あそべぇは、この学童クラブ室の隣の教室を使います。面積は69.8㎡でちょうど一教室分。
あそべぇと学童クラブとは、上記の三分の2教室を挟んで並んで開設されます。

三分の2となっているのは、あそべぇ用の更衣室、休息室、倉庫を兼ねた部屋がこの教室に作られるため。
この分の面積は23.84㎡です。
学童の倉庫としても共用できるようです。

工事費用は、あそべぇを含めて1284万円。
7月19日までの工事を終わらせて7月20日から使用できるようにする予定です。

予算が成立していない状況ですから、新規事業はやりにくいのですが、暫定予算の予備費を充用して行うとのこと。
学童クラブの子どもたちにとって、夏休みをどこで過ごすかが重要になりますので、夏休みに間に合わせたことは高く評価できます。
議会の中には、学童クラブが学校に居座っているはおかしいと批判する声もありますので、これで正々堂々と子どもが生活できることになります。

残る問題は、市内で唯一、保留児を出していることへの対応でしょう。
武蔵野市では一人あたり2㎡以上を目安に定員を考えています。
これは他市に比べると、かなり良い条件です。
児童館などでは一人1.6㎡ですし、0.5㎡しかないような自治体もあるからです。

現在の北町学童クラブの定員は40名。
旧クラブ室は88.9㎡でした。
今回、115.76㎡となることで定員の見直しができることになり、結果として保留児を解消できることになります。

市では、二部屋を使うことでどうなるか不明なことが多いので、様子を見て考えたいとしています。
しかし、三名だけですし、一番の問題となる夏休みになることを考えれば、暫定でも良いので現在の保留児を受け入れるべきです。