市内二番目の通級制の情緒障害学級が開設へ

18日に文教委員会が開かれ、市内に二番目の通級制の情緒障害学級を開設する報告がありました。

通級制の情緒障害学級は、普段は自分が住む地区の小学校に通学し、必要に応じて通級するもので、現在は、桜野小学校にあります。

しかし、西の外れであり東部地区から通うのには困難があることから、東部地区にも設置して欲しいとの陳情が出されていました。

3月の委員会では、前向きな答弁がありましたが、実現するのか不明瞭でした。
ですが、この日の報告では場所の見取り図まで示し、さらには身障児学級へのスクールバスの運用を工夫して通級へも対応するとしていたのです。しかも、新年度からではなく、現在、桜野小学校に通っている子どもへも対応できるように早急にやるとしていました。

正直、ここまで急速に動くとは思いませんでした。市政が変わったことの証明なのかもしれませんが、教育委員会や職員には拍手をしたいと思えたほどです。

武蔵野市の情緒障害学級は、昭和51年に旧境北小学校(現桜野小学校)に開設され、現在では32名が通級しています。この内の半数が市の東部から通級していることを考えれば、東部地区に設置するのは自然な考え方でしょう。

新たに情緒障害学級が設置されることになったのは市立第四小学校。
平成19年4月開設予定となっています。
東部地区から近いとは言えませんが、これまでよりは良くなるはずです。

通級のためのスクールバスは、身障学級への通学を終えた後にもう一便を出して対応したいとしていました。

今回、陳情を出された方は、上のお子さんが養護学校に通っていることもあり、通級への付き添いに困難があることが理由のひとつでした。
この状況を知り、子どもの同級生の親たちが順番で通級の付き添いをしたり、登下校でも遠くからそっと離れて見守るなどの支援活動をしていたのだそうです。
行政に頼るばかりではなく自分たちでもできことをする。
だから行政だってやれることを考えろ、と言えるのだと思います。

行政と地域との関係も考えさせられる陳情でした。

情緒障害とは、情緒の現れ方が偏っていたり、その現れ方が激しかったりする状態を自分の意志ではコントロールできないことが継続し、学校生活や社会生活に支障となる状態。

情緒障害学級は、通常学級に在籍したまま、このような状態を改善又は克服することを目的とした自立活動と教科の補充指導を合わせて、原則週8時間以内の指導をしています。
(市の説明資料より)