パークシティが放送法違反の疑い

NPO法人むさしのみたか市民テレビ局が制作しパークシティ(武蔵野三鷹ケーブルテレビ)が放送した前武蔵野市長の土屋正忠衆院議員(自民)の番組について、「政治的に公平であること」との放送法の定めがケーブルテレビにも適用されることから総務省地域放送課は「何日も同じ政治家の番組を放映することは、放送法に抵触する疑いがある。今後制作する番組の是非も含め、早急に調査を実施したい」としていることを読売新聞が報道しています。


問題となった番組は、衆議院議員となった前市長の日常を追った12分の番組です。内容については制作者の判断ですが、政治的な公平性について配慮をしていないは大きな問題だと思います。
市長から衆議院議員に転身して何を思っているかなど興味深いテーマだとは思います。しかし、先の衆議院選挙で武蔵野市を含む東京第18区から選出されたのは菅直人衆議院議員(民主)ですから、両者を公平に扱うのは常識ではないでしょうか。

新聞報道によれば、パークシティは非を認めており、菅衆議院議員の番組も制作することになっています。それならば最初から考えなかったのか疑問です。

パークシティとむさしのみたか市民テレビ局は、以前、武蔵野市の中学校給食を取り上げた番組を制作し放送する直前になって中止したことがあります。
中学校給食を実施する、しないは市長選の大きな争点でもあり、前市長に配慮したのではと指摘されていた問題でした。

今回の件と考えてみると、政治的配慮があるのかないのか、あるいは偏っているのか分かりません。
調べてみたいと思います。

武蔵野市は同ケーブルテレビ局の出資者ですし、番組の制作依頼もしています。
放送番組審議会委員として市の職員を出しており、市としての対応も考えるべきです。

特定非営利活動促進法第二条の2には次のように定義されています。

ロ 政治上の主義を推進し、支持し、又はこれに反対することを主たる目的とするものでないこと。

ハ 特定の公職(衆議院議員、参議院議員並びに地方公共団体の議会の議員及び長の職)の候補者(当該候補者になろうとする者を含む。)若しくは公職にある者又は政党を推薦し、支持し、又はこれらに反対することを目的とするものでないこと。

問題となっている番組はパークシティで現在もストリーミング配信されています。