子育て支援で給食費を無料に

 子育て支援のひとつとして、北海道三笠市が4月から小学生の給食費を全額公費で負担する事業を始めています。人口減少率が全国3位、合計特殊出生率(03年)が1.11と低いことから子育て世代の呼び込みや定住につなげたいとの理由で始めたのだそうです



 三笠市の人口は約1万2000人で小学生の数は約300人。小学生1人当たりの年間給食費は約4万2000円。
 高すぎるとの批判が多いのが給食費です。武蔵野市の場合で一食約1000円(このうち保護者負担は240円~260円)。私ももう少しコストを下げられないかと思っていますが、コストだけで考えるのではなく、子育て支援でとらえているとの発想には見習うべきだな、と思いました。子どもが育つ環境を考えると食事の大切さを身をもって知ることも必要と思いますから、コストだけでは計り知れないのだとも思います。
 もちろん、コスト意識は必要でなるべく下げるように努力すべきだと思いますが、費用だけではなく給食が持つ意味や給食で得られる効果も考えていく必要があるのだと思います。
 武蔵野市の合計特殊出生率は平成16年度で0.77。多摩地区の市部では10年連続最低です。1.11の三笠市以上に子育て支援が大きな課題となっています。給食費だけで出生率があがるとは思えませんが、いろいろなことを考えいくうえで大きなヒントになりそうです。
 給食費の無料化は、山口県和木町が1951年度から小学生を対象に始め、幼稚園児や中学生に拡大。東京都江戸川区は3分の1を補助。山梨県南アルプス市は第3子から無料としています。

【参考】
毎日新聞(北海道版)三笠市:給食無料化1カ月 子育て世代、定住期待 父母にも好評