憲法は改正されるのだろうか

昨年10月に自民党が新憲法草案を発表したことで、憲法改正が現実のものとなってきています。

東京新聞によれば、公明党が今年10月に「加憲案」を発表する予定、民主党案も来年になりそうだとしています。
今年の秋からは、本格的な議論になるのかもしれません。

改憲するには、国会議員の三分の2による発議と国民投票により半数の賛成が必要となりますが、どのように投票するのかなどの法律ができていないこともあり、今の国会に出されるのでは、との推測もあります。

朝日新聞の世論調査によれは、憲法全体について

 改正する必要がある 55%
 改正する必要はない 32%

焦点となる9条については、
 変えない 42%
 変える 43% (1項、2項とも18%、1項だけ9%、2項だけ16%を合わせて)

となっていました。
だんだんと改憲への動きが高まっているように思えてなりません。
憲法を良くしていく改憲ならばいいのですが、9条に的を絞り戦争への道ができてしまうように感じるのは思い過ごしなのでしょうか。

そのような状況で興味深いイベントをふたつお知らせします。

ひとつは武蔵野市内での憲法イベント。
もうひとつは、3日限定でネット上で公開される映画の紹介です。


●五月連休最終日 風薫る武蔵野 音楽とスピーチとピースウォーク

 日時:5月7日 14時~16時
 場所:井の頭公園ステージ&吉祥寺駅周辺
 主催:むさしの憲法フォーラム

 憲法9条改正に反対している市民団体によるライブとスピーチが行われた後、吉祥寺駅周辺を歩く予定。昔あったような○○反対!シュプレキコール! みたいなことはせずに楽しいイベントを目指している、と主催者の方は話していました。

●「映画 日本国憲法」ネット上映

 昨年4月から公開された「映画 日本国憲法」(ジャン・ユンカーマン監督)がネットを使って3日午後8時と同11時からの2回のみライブ上映されます。憲法記念日にちなみ行われるもの。会員登録しこの時間にアクセスすれば、無料で見ることができます。

 同映画は、米国人のユンカーマン監督が世界の視点から九条の平和主義など憲法の意義を見つめ直そうと、歴史家のジョン・ダワーさんら各国の知識人を訪ねてインタビューを集めたドキュメンタリー。これまでに全国200カ所以上で劇場公開や自主上映されています。

 配信は、シグロシアター http://www.cine.jp/ から。

【参考】
衆議院憲法調査会
参議院憲法調査会
憲法改正のポイント(自由民主党)
民主党「憲法提言」(PDF)