予算審議始まる。が、感情論が先走り?

4ac9e709.bmp市議会では、18年度の予算を審議する予算特別委員会が始まっています。 
16日に正副委員長を決め、17日からは実質的な議論へと入りました。
17日は、全体の総括、人件費、歳入、議会費についての審議。

17日の審議を見る限りでは、いわゆる野党側による、市長のあら探し的な感情が先走っているように感じました。
特に、プレイスの隔地駐車場は法的におかしい、との論調が続いています。


野党側のプレイスについて、ある議員が、オープンハウスなどの市民意見を調べたら縮小賛成は少数だった、として縮小するのはおかしい、と指摘していました。

市民意見を調べて根拠を持って質問することは良いことだと思いますが、武蔵野地域のローカル紙「都西タイムス」3月5日号には、市民の65%が事業費の削減を望んでいる。
削減要求に近いなんらかの疑問を持っている人を含めると83%という圧倒的多数になる、と報道しています。

また、規模について、基本設計を肯定する人は40%。否定する人は、60%になる、としています。

どちらが正しいか現時点では分かりませんが、もっと時間をかけて審議する必要があると思います。

また、「むさしの改革ひろば」という市民団体が出したビラについて、酷い内容だ、市長は知っているのか、との質問もありました。
ビラは駅頭で受け取った、市民団体のことなので内容については、言う立場にないとの市長答弁でした。

確かに市民団体が何を出そうとも議会とは関係ありませんし予算の審議ですから、とやかく言う必要もないはずです。

どうも、何か理由を付けて市長を追い込みたいのとの感情がここでも先走っているように感じました。

市長と市議会の関係は、首長を議員が選ぶ議員内閣制ではありません。どちらも市民に選ばれる二元代表制ですから、本来であれば、与党、野党はありません。議会は立法の場であり、行政のチェック機関ですから野党的な立場であるはずです。

それでも、市長選で誰を応援したかで、与党、野党と色分けされることになります。
昨年の市長選で市長が替わったことでこの与野党が入れ替わりました。
私は、野党から与党の立場に替わったことになります。

今回の審議を見ていて、私も同じように前市長のあら探しをしていたのかな、と自らを省みてみました。
しかし、前市長に対して感情的になったことはありますが、良い施策を行っていたことも確かですし認めるところは認めてきました。
予算についても、苦言を多く言いましたが、賛成してきました。
全てに満点ではないものの、全体を見れば良い施策が多いと考え賛成をしてきました。

ところが、今の予算委員会は攻めやすいところだけを取り上げているように思えます。
その最たることが、武蔵野プレイスの駐車場です。施政方針は共産主義のようだ、というような質問もあるほどです。

17日は総括ということもあり、細目の審議ではないので、仕方がないのかもしれません。
ですが、おかしいのなら、どう変えればいいのか、何を検討すればいいのかの政策論争すべきだと思います。

武蔵野プレイスの見直しは市長の公約です。公約に従い、案を出してきました。
しかも、案であり、これから市民と煮詰めたいとの提案で決定ではないのです。
このような手法が理解されていないのかもしれません。

18年度予算案は、邑上市長の初めての予算案です。しかし、10月からの就任ですから予算の大枠は決まっており、前市長の予算方針に色づけをした程度がこの18年度予算でしょう。

今のところ、予算の可否は分かりません。この駐車場が争点となり予算の否決、もしくは、部分的に削除する修正、執行させない決議を付けて賛成する、との可能があります。
 
20日は総務費。細目に検討する議論になるはずですが、さてどうなるか。

(図は、都西タイムスの記事)