武蔵野プレイス、約14億コストカットへ。新年度予算概要判明。

20日の市議会代表者会議で来年度(18年度)予算について概要が報告されました。市民参加、中学校給食実施への検討会実施、ムーバス新路線などが盛りこもれている中に注目されている(仮称)武蔵野プレイスの建設事業費がありました。これは18年度だけの予算ではありませんが、トータルすると総建設費が約45億となっており、前市政で出されてきた約59億円の建設費から約14億円という大幅な建設費削減となっています。邑上市長の公約のひとつが現れたことになります。


この日、説明があったのは18年度予算の概要です。22日にプレス発表が予定されているので、これに先立ち説明されたものです。前市政は、議会に報告せずにプレス発表をして、議員が新聞記事で市政の情報を得ることがあったことを考えると、市政が変わったな、と思える事前説明でした。
ただし、詳細な内容などは3月に開催される予算特別委員会での審議となります。

市民向けの概要説明は、プレス発表と同時に配布されることになる「平成18年度予算の概要」の冊子でとなります。冊子は、コミセンや市政センターなどで配布予定です。

この冊子には図版などを入れてあること、長期的な事業については総コストが明記してあるなど、分かりやすいように工夫されており、ここにも市政が変わりつつあることが感じられます。市民向けにはニセコ町などもっと分かりやすく工夫している自治体もありますから、今後はさらに工夫が必要でしょう。

さて、新年度の編成方針としては、

・計画行政と市民参加の推進
・健全財政の維持と大型施設の見直し
・子育て支援の充実と中学校給食の実現へ向けて
・総合的地域福祉施策の推進
・安全安心なまちづくりの積極的な取り組み
・市役所改革と危機管理体制の充実

が上げられています。

予算規模は、一般会計で約531億円。
前年比マイナス3.1%で過去五年間で最低額となる緊縮型予算です。

平成18年度予算は、邑上市政になって初めての予算です。しかし、予算は通常、前年の夏頃からだんだんと積み上げていきますので、昨年の10月に市長になった新市長が全部門に采配を振るったという邑上色一色の予算ではありません。継続している事業もありますし、いわば、前市政とのハイブリット的予算とでも言えるでしょうか。

全体を通して、市民参加が強調されていること。前政権ではありえなかった中学校給食実現との文字が書かれていることが注目されます。

新規事業では
・障がい者への生活支援、就労支援。
・北町などへの水害対策
・民間を含めた耐震対策
・ムーバスの新路線
・武蔵野市観光推進計画策定
・吉祥寺荷さばき場設置検討(渋滞対策)
・学校校庭の芝生化と側面緑化
・第三者による事務事業、補助金の見直し 
などが注目されると思います。

そして、おそらく三月議会の最大焦点となる(仮称)武蔵野プレイスですが、この予算概要には総事業費が計上されており、予算的には縮減の方向がハッキリとでてきました。予算概要によれば、総事業費は、70億8159万3000円。これから土地購入費の25億4883万7000円を引けば、45億3275万6000円がプレイスの本体の建設費となります(備品費など含む)。
具体的にどのようにして縮減するかはまだ分かりませんが、当初の想定額、59億円から14億円減となれば、見た目にも変化が、かなりあるのではないでしょうか。
税金からの支出を減らすことは賛成すべきですが、なんでもかんでも縮減ではなく、必要とする機能は残していくべきでしょう。とにかく大きな建物を作ればいい、との論理ではなく必要な機能を盛り込み、なるべく費用は少なくしていくとの考え方が重要だと思います。

さらに、21日の鉄道対策・農水省跡地利用特別委員会では、先に行われたオープンハウスなどで寄せられた市民意見が報告されます。
どのような市民意見があったのか。どう反映するのかも議論になるはずです。

いずれにせよ、(仮称)武蔵野プレイスをどうするのかがだんだんと明らかになってきました。

委員会の報告は後日、報告します。

※委員会では13億円の削減になると報告されていました。