議員定数を考える 他市比較では

議会改革について審議が続いている議会運営委員会が23日に開かれました。
委員会では、これから大きなテーマになるであろう議員定数への資料が事務局から提出されました。

武蔵野市議会は人口約13万人で現在の定数は30名。
お隣三鷹市は人口約17万人で定数は28名。

この数字を考えると多いように思えますが、まずは他市と比較して考えてみましょう。



議員一人あたりの人口、市の面積、市の予算の各データの多摩比較全国の類似団体比較(人口規模が同じ類似市)を見てみると確かに武蔵野市議会の定数は多いようです。

多摩地域での比較を見てみると、議員一人あたりの人口は、多い方から26市中16番目が武蔵野市議会。つまり、市民人口に対しての議員数が少ない市の16位ということになります。多い方で考えれば、10位。

1位は八王子市で議員一人あたりの人口が1万3618人
2位 町田市 〃    1万1329人
3位 府中市      7908人

16位 武蔵野市 4440人

25位 羽村市 2855人
26位 福生市 2801人

多摩地域平均は、5745人。

平均値を武蔵野市に当てはめると、議員定数は23人となります。

全国の類似団体比較でも平均が6054人。
これを武蔵野市議会に当てはめると定数は、22人となります。

武蔵野市議会の現在の定数は30人ですから、平均値で定数を考えると、22、もしくは23人となり大幅な減となります。

武蔵野市議会のなかでは、あくまでも雑談としてですが、26人がいい。いや28人だ、との話があります。
26人は、現在四つの常任委員会があるので、各委員会一人減らすことでこの数字になる。
28人は、四つの常任委員会の定数が8人と7人とがあるので、8人委員会を一人ずつ減らす、との考えです。

どちらも、根拠としてはどうかなとは思いますが、議会運営を考えれば順当な考えかもしれません。
さらに定数を減らしてしまうと、常任委員会の数をどうする、三つにするなら、どう範囲を変えるかなどの新たな議論が出てきてしまうからです。

逆に市民意見をより反映させるためには、議員数は多い方が良い、との考えで定数削減に反対している議員もいます。

議員の定数は、議員の給料とも関係します。
定数を増やせば税金の支出が増えてしまいますが、給料を減らして、全体の経費を同じままにして定数を増やすことも考えれますし、定数を減らして一人の給料を増やすことや単に減らして経費削減とすることも考えられます。

給料については別の機会にしますが、定数は議員の給料が妥当なのかとの議論にもなりますし、給料分働いているのか、との指摘も受けることになるでしょう。
定数をどうするかはこれからの議論です。
随時、情報を提供します。

私の個人的な見解は下記。

調査費用などの経費は必要だが議員は基本的に給料は必要ない。市民代表と考えているので、普通の市民としての収入で充分。

でも、現状では日中に議会が開かれること。開催日数や会合の数を考えると仕事をしながらでは無理。
となるとある程度の報酬は必要。

この「ある程度」がいくらなのかが課題ですし、定数とも関係してくると思います。
この話題も別の機会に。

次の市議会議員選挙は、来年の4月。
この時には新しい定数になるのだと思います。