福祉総合計画で考えた

武蔵野市福祉総合計画 中間のまとめ(計画案)が出され、意見交換会が行われました。

昨日(4日)行われた、高齢・介護部会と地域福祉部会に参加し市民意見を聞くことができました。

様々な課題を抱えていることも確かですが、どうすれば良いのか、良くなるのかを市民の方々がしっかりとした意見を持っていることがあらためて分かりました。

現場の意見、当事者の考えを反映していくことが行政には求めらるのは当然です。
できることとできないことはありますが、出された市民意見を真剣に検討するべきです。

会の終わりに、担当者から検討した結果は公表します、と話していました。
この姿勢は非常に良いことです。

意見を聞く方側になる委員の方々も、市民意見を注意深く聞いていました。
真摯な態度には好感を持ちましたが、経費がかかりすぎるからなど行政の答弁のような委員会側の考えを説明している場面もありました。
市民から、もっと夢が持てるような話も必要だ、と出されていましたが、現実を見つめることも重要ですが、その先に何を目指すのか。簡単には実現できないことが分かっても、夢を持てるような目標も示すべきだと思います。

その上で、今は何をしなくてはならないのか。
いつまでに、何をすべきかなどのロードマップ(工程表)までを示すべきだと思いました。
拡充や充実とたくさん書かれていますが、全部ができることなのでしょうか。
書かれていれば満足ではなく、実現しなくては意味がありません。

このような計画は、総花的で、やったかやらないか分からなくなることがあります。
行政も、検討しています、研究していますとしてしまえば、何もしていなくても責任を逃げることが可能です。

やれないならやれない理由を説明すればいいだけのことです。
そして、次の手だてを考えればいいのです。
そのために、ハッキリとした道筋としてロードマップが必要です。

今回は、中間のまとめなのでこれからも内容が吟味され変わっていくはずです。
市民意見を反映して良い計画になると期待しています。

どのような市民意見があったのかは、いずれ分かると思いますが、東風blog (tongpoo blog)さんの記事に興味深い話がありました。
10月の市長選についての記事なのですが、武蔵野市は数字上で見れば、障害者1人あたりの福祉費が手厚い市に見える。しかし、このデータは、福祉予算を減らすために作らせたのではないか、との指摘です。

福祉だけではありませんが、予算をかければいい、との考えが確かに武蔵野市にはあると思います。
予算をかけているのに、市民からいろいろ言われる、文句が出る。
市民を嫌うのではなく、それは、なぜかを考える必要があります。
他と比べて高いから減らすのではなく、高いのならさらに上を目指しても良いはずです。
今までできたのですから、今後だって可能性はあるはずです。

問題は中身であり、本当に効果的なのかをもっと検証すべきです。

市民福祉の向上のために行政は本来あるはず。
何かを建てる、自慢したいにお金をかけてしまっては意味がありません。

今回の福祉総合計画では、市民意見をしっかり検証して、予算でダメという愚直な考えではなく、柔軟に考えるべきす。
市民だってお金を寄こせだけでなく、いろいろなアイデアを持っています。
どう一緒に考えていくか、できるかが市民との協働や市民参加につながると思っています。