武蔵野市の大雨被害

 4日の大雨で武蔵野市内に床上浸水などの被害が出ました。

 市へ連絡があったのは、床上浸水が9件
 床下浸水が22件。
 道路冠水や停電などそのほかが38件。
 学校のパソコン室に水が入ったり
 コミセンの地下室が冠水したりとの被害もでています。

 これは初日だけの数字です。
 吉祥寺ロンロンのエスカレーターも止まっていましたので、
 他にも多くの被害があったと思います。

 この中で、特に被害が大きいのが、
 北町保育園と北町学童クラブ(北町こどもクラブ・四小)でしょう。

 北町保育園は、一階が冠水し
 給食室などが使用できなくなりました。

 北町学童クラブは、天井付近まで水が溜まってしまい
 再復旧が未だに出来ていない状態です。

 どちらも、周辺に比べて窪地にあり
 以前から水が出ると指摘されていた地域です。

 一時間に95.5mmという雨量は
 これまでに経験がなかった量。
 一時的に雨水を溜めるタンクもあったが間に合わなかった。
 排水ポンプも正常に作動していた、
 と市では説明しています。

 現在、北町保育園は給食室が使えないので
 弁当持参での保育。
 北町学童クラブは、四小の教室を借りて
 保育を行っています。

冠水した北町学童クラブ


 今日、北町学童と四小を見てきました。

 学童の水没した部屋は、窓ガラスが割れて廃墟のようでした。

 北町学童は、以前から学校内へ移転して欲しい、 
 との声があり議会に出された移転を希望する陳情も採択されています。

 市の長期計画(総合計画)でも、
 校内に移転するように、と書かれているのですから、
 これまで移転の努力をしてこなかったことは責められるべきでしょう。

 ただ、臨時移転している四小の部屋も見てきましたが、
 冷房はないものの扇風機を四つと
 冷蔵庫を市の予算ですぐに買ってくれた、とのことでした。
 勉強などをする背の低いテーブルは来週に入る予定。

 市の対応としては、問題ないように思いました。

 これまでに経験がないとはいえ、
 昨今の温暖化でこれからも起きる可能性はあります。

 先日アメリカを襲った超大型ハリケーン「カトリーナ」に関しても、
 気象学者などから「地球温暖化の影響ではないか」との見方が強くなっています。

 これまでの常識だけの対応では、
 もはや太刀打ちできないのかもしれませんね。

 いずれにせよ、北町学童クラブと保育園の問題は、
 窪地に児童施設があって良いのか、
 これからも大きな課題になると思います。