武蔵野市は扶桑社教科書を不採択

 23日に武蔵野市教育委員会が開かれ、
 来年度から市立中学校で使う教科書が決められました。
 
 教科書で注目されているのは、
 「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆し
 扶桑社が発行する中学校社会科・歴史的分野と公民的分野の教科書を
 採用するかどうかです。
 
 事前から、賛成派、反対派からの手紙などが
 教育委員会には届いていたこと。
 お隣の杉並区で採用されたこともあり
 注目を集めていました。
 
 傍聴に行ってきましたが、
 40席しかない傍聴席に入りきれないほど人が集まり、
 傍聴できるかどうかは抽選で決められていました。
 
 残念なことに私は外れてしまいましたが、
 他の部屋で委員会の模様を放送で流していたので
 聞くことできました。
 これはとても良い配慮です。
 
 さて、結果は扶桑社の教科書は不採択です。
 理由や検討内容は下記。
 あくまでも聞き取っただけなので、
 正式な内容は教育委員会の議事録を参照してください。
 



 ○歴史
 ・清水書院と扶桑社に論議が集中。
 ・清水書院は、ポスターを作成する調べ学習など
  中学生の思考にそって課題を投げかけ工夫されている。
 ・自虐的な歴史観には注意が必要。
 ・教育勅語は衆議院で失効の手続きがある。
 ・他民族を多く取り上げており、国際理解の推進もしてあり
  武蔵野市の教育委員会方針にもあっている。
 ・現在も使っているので、あえて変える必要はない、
 として、清水書院の歴史教科書を採用することになりました。
 
 これに関して教育委員からの質問や意見はなし。

 ○公民
 ・清水書院には、東京の話題も多く、
  新川も入っていて身近なテーマで興味をひける。
 ・日常と関連した記述が多く政治や経済への見方が養える。
 ・扶桑社は、特定のこと、特に自衛隊について記述が細かすぎる。
 ・扶桑社は、語句が難しい。巻末資料が乏しい
 などから、公民も清水書院となりました。
 
 こちらも質問や意見はなし。
 
 
 教科書は歴史認識の違いから議論が分かれ、
 諸外国、特にアジアの国々から批判されている
 大きな問題だと思っていますが、 
 どうもイデオロギーの違いによる論争に思えてなりません。
 しかし、歴史を再確認することも必要でしょうし
 議論をもっと深めていくことも必要だと思います。
 
 
 私は、武蔵野市の教育委員会は、
 ごく普通の判断をしたと思いますし、同感です。
 
 
 
 【参考】
 新しい歴史教科書をつくる会
 
 
 市民の教科書情報資料センター
  
 朝鮮日報
 
 
 人民日報
 
 
 中央日報