障害を持った子どもたちの学童入所

今日、文教委員会があり、昨年の12月に受理されてから審議が続いている「障害を持つ子どもたちの学童クラブ入所資格緩和に関する陳情」の審議がありました。

質問したのは一名だけの議員で、結局、他の市ではやっていない全児童対策事業「あそべぇ」を全校で武蔵野市はやっているから、これで対応したい。
養護学校の子どもの放課後対策は、養護学校での学童クラブもあるなど福祉施策全体で考えていきたい、とのこれまでの答弁の繰り返しでなんら変化はありませんでした。

結果は、継続審議。
はたしてどうなるのでしょうか。


以前、メルマガで配信しましたが、他市では養護学校の子どもも市立の学童クラブへの入所を認めていますし学年延長している自治体も多いのです。

以前、調べた三多摩26市での学童の対応状況は下記のようになっています。
 
 ・学童で障がい児が4年生までOK
  八王子、三鷹、昭島、小金井、小平、清瀬、府中、稲城、あきる野

 ・6年生までOK
  町田、国分寺、西東京、東大和、武蔵村山
 
 これは14年度のデータなので、小平が6年生までなるとの話しを聞いています。
 学年延長をしているのは26市のうち14市です。

 ・養護学校から入所ができないのは、
 武蔵野、青梅、昭島、小平、東大和、武蔵村山 の6市のみ。
 23区は全て受け入れ。
 
 養護学校の子どもを受け入れない、
 もしくは、障がい児の学年延長もしていない障がい児に“冷たい”自治体は、
 東京都内で武蔵野市と青梅だけということになります。

 東京都福祉局子ども家庭部は、「東京都における子育て支援事業について」と題し
子育て支援事業や保育事業ガイドラインを作成しています。
 
 この中の学童クラブ事業の項目に、障害のある児童の受け入れとあり「都内盲、聾、養護学校小学部就学児童を含め、障害のある児童の受け入れ枠が十分でない」として、「少なくとも四年生まで受け入れに務めるように」と記しています。
 
 
 また、発達障害者支援法には、「市町村は、保育の実施に当たっては、発達障害児の健全な発達が他の児童と共に生活することを通じて図られるよう適切な配慮をするものとする」

 「市町村は放課後児童健全育成事業について、発達障害児の利用の機会を確保するため、適切な配慮をするものである」(放課後児童健全育成事業=学童クラブのこと)と明記されています。
 
 早い話、市が主体となってちゃんとやれ! となっているのです。

 これが武蔵野市の実情ということでしょうか…

 でも、今の市長が衆議院選挙出馬で辞職し、新しい市長が10月には決まることになります。市長が変われば子育て施策も変わるかもしれませんね。