分かりやすい予算書

7月16日には「市民と議員の条例づくり交流会議」に参加しました(ちょっと古いネタですが(^^; )。

会議では、各地での議員提案による条例の様子や内容を伺うことができ、武蔵野市でも活用できそうな情報が得られたと思っています。
詳しくは具体的になってからにしたいと思いますが、やはり、実際の話を聞くことは良い糧になりますね。

また、この会議の分科会では、「分権時代の予算編成のあり方」に参加してきました。

この中で興味を引いたのは、分かりやすい予算書を作るべき、との話しです。



武蔵野市を含めて議会で審議される予算書は電話帳ほどの厚さがあり、内容は、款、項、目、節などに分けられて計算されています。

と、言われても、「款」なんて言葉はこの予算書を見るまでは聞いたことがないような文字ですし、分厚い冊子の中で何がどうなっているのか、普通には分かりにくいと思います。
私も、予算委員になってから何となく理解できたような気になっています。

分会会でレポートされていたのは、川越市民オンブズマンの安藤正義さん。
市役所の部署ごとの予算書にしたほうが分かりやすい、と提案されていました。

市役所には何々部、何々課と部署がありますが、その部署は何をやっていて予算をどのように使っているかが分かるようになる。
課が何をやっているか、普段からも分からないので、市役所の仕事を分かりやすくようにもなる、との提案でした。

確かに、予算書などには事業ごとの費用が書かれていますが、それがどの課が担当なのかが分かりません。
市民にとっては、市の事業を款や項、目やらで分けているのでありませんから、分かりやすくするのは良いことだと思います。

しかし、款、項、目に分けるように地方自治法で求めてられているので、そう簡単にはできないのも事実のようです。
安藤さんは、市民向けの予算書を別に作ればいい、と提案されていました。

ある市の職員に聞くと、課ごとは難しくても、市の部や局という部署ごとの予算を款に当てはめるようなことはできるのでは、と話していました。

これに対し、川越市は
「課ごとに作成すれば使用目的が明らかにされなくなる」と否定的です。

いずれにせよ、分かりやすくしていく必要はあると思います。
情報を公開していくことで、市政への関心も高まるでしょうし本当に必要なのかの議論にもなると思うからです。

【参考】
分かりやすい説明では北海道のニセコ町が有名。
武蔵野市でも、市報を使って事業内容を説明しようとしています。

さて、では、その事業費でどのような効果を求めているのか。これがが、よく分かりません。
事業費をかけ収益が上がらないとしても行うべきなのか(特に福祉分野)、どういう効果や目的持って行うのか、できたのかを考えないことには、ムダなのかどうかも判断できないと思うからです。
民間企業ではありませんから、全て収益性だけで事業が判断できないからです。

これは、事業評価や政策評価をどう活用するかの話しになるのですが、どうも今の武蔵野市では、予算を説明した、事業を評価をした。じゃ、どう活用するか、が曖昧だと思っています。

話しが逸れますが、この事業評価については、先の6月の一般質問で行ったので議事録が出たら再考したいと思います。

結論が出ませんが、情報公開は進めるべき。でも、公開してどう活用するかも求められているのだと思いました。