2005.12.07 : 平成17年第4回定例会 一般質問

【主な内容】
・中学校給食実現へのロードマップを示すべき
・市民参加の手法
・駐輪場整備。地下を検討すべき。
・東京都の子育て推進交付金に異議がないか。

 

◯川名ゆうじ
今回の一般質問は、中学校給食実現へのロードマップ、市民参加の手法、駐輪場整備、東京都の子育て推進交付金について、大きく4つの項目で質問いたします。新市長をお祝いしまして盛りだくさんの内容ですが、明確な御答弁をお願いします。なお、昨日、今日と同じような質問がありますが、他の質問で分かったことは質問内容を整理して質問することにいたします。

まず、大きな1番目、中学校給食実現へのロードマップについて。

市長選挙公約の中でも最も注目されていたのが中学校給食の実現でした。長年の市民の要望でもあり、食育の観点からも、私はすぐに実施すべきであると考えています。きのうの質問にもありましたが、来年4月から始まると思っている市民が多いのは事実です。すぐに実施することが求められているように思います。
長年にわたってやらないことだけを考えてきた、この市役所体制をきっぱり改革する意味でも、早急な実施が必要ではないでしょうか。

そのためには、今現在、何をしているのか市民にわかりやすく伝える意味、そして情報公開を進めるという意味でも、実現までのロードマップ、これは行程表ですが──を明示することが必要です。
とかくあいまいな表現をするのがお役所仕事と言われています。きのうの代表質問の答弁で、年明けに庁内検討委員会を立ち上げ、夏過ぎに試行、19年度に実施したいとの意向を示されていました。
しかし、実施したいとは、あいまいではないでしょうか。
したいではなく、すると、今こそ明言すべきだと思います。

実施は公約です。選挙で市民から正当に選ばれた市長であり、市民はほかの候補を選ばなかったのです。耳を傾けることは大変重要ですが、批判の声に臆することなく、いつまでに実施するという強い意思を示すべきです。そのためには、庁内一丸となって進ませることがきっぱり市役所改革になります。

きのうの代表質問を聞いている限りでは、コスト削減の努力を進めることも必要ですが、中学校給食を実施すべきという認識は議会の多くの意見かなと思いました。市長選挙でも、表現の違いはあるものの、全候補が給食実施への政策を掲げていました。実施反対への声は、今や少なくなっているのではないでしょうか。
直ちに実施するとしていた邑上市長です。来年4月は、確かに問題が多く、困難が多いことは理解しますので、19年度には必ず実施するという強い意思を示していただきたいと思います。ロードマップを示すことで、実施への課題は何か、何が抵抗勢力なのかを明確にすることで、困難が解消されていくはずです。

そこで、質問いたします。

1番目、市長就任以来、中学校給食実現へ向けて、庁内外にどのような指示を行い、何が実現しているのでしょうか。

2番目、実現へ向けて、現状では何が課題であると認識しているのでしょうか。

3番目、課題を克服するには、何が必要と考えているのでしょうか。

4番目、中学校給食を実施する上で、本市だけではなく、多くの自治体では、弁当で親子の愛情が深まるという議論があります。親子弁当がすべてだと言う人もいます。こういう議論がありますが、市長、教育長に伺います。愛情弁当論をどのように考えているのでしょうか。

5番目、給食を実施する場合、現場の教員の抵抗が多いと、よく聞く話です。現実にこのような話があるのでしょうか。あるとすれば、何が理由なのでしょうか。

6番目、給食の手法はわかりましたので、市民意見の反映方法を伺います。市民意見を反映するシステムを考えているのでしょうか。考えている場合は、どのような手法を考えているのでしょうか。

7番は、わかりましたので、飛ばします。
8番目、上記を踏まえ、今後、実施へ向けて何年何月に何を行うのか、ロードマップの明示をお願いいたします。したいではなく、すると明言していただきたいと思います。ロードマップを明示することは、できないことは、その理由を示せばいいわけです。物理的に無理なのか、それとも役所の責任なのか、それとも現場が反対しているのかを明確にすること、これは情報公開になります。きっぱりとしたロードマップの答弁をお願いいたします。

大きな2番目、市民参加の手法について。

先ごろ行われました武蔵野市福祉総合計画中間のまとめ(計画案)が発表され、市民意見交換会が行われました。武蔵野市では、これまで市の施策や事業を市民に説明する場合には、説明するだけの説明会を行うことが多く、市民意見を取り入れようとしないケースがありました。
この計画案にも、懇談会に参加しても、参加者の一部と行政のやりとりで終始してしまう。参加者同士の横のつながりが持てない。発言がどう生かされているか不明など、課題が記載されています。説明するだけでなく、市民と意見交換しようという、この姿勢、ほかの分野ではワークショップも行われていますが、こういうことに関しては高く評価いたします。
しかし、参加するだけではなく、市民とともに考え、協働する、市民がともに考える、市民参画・市民自治の市政にするべきではないでしょうか。まずは、武蔵野市の市民参加をより進めるべきと考え、質問いたします。

1番目、これまで説明会が多く開かれていましたが、市の施策や事業を市民へ説明する際、上記を含め、どのような課題があったのでしょうか。問題点があったのでしょうか。

2番目、意見交換会はほかの分野でも広めていくのでしょうか。

3番目、説明するだけの説明会は、今後なくしていくのでしょうか。

4番目、特定分野だけではなく、市民と意見を交換していくべきだと考えます。市長は、直接意見交換を行う場として、市民と市長のタウンミーティングを開催するとしていますが、このミーティングの具体的な目的と内容について伺います。

5番目、意見交換会あるいはタウンミーティングとも、出された市民意見をどう市政運営へ反映するのでしょうか。聞いただけにするのでしょうか。具体的な市民意見への対応手法を御説明ください。

6番目、行政側から一方的に意見交換会を実施するだけではなく、市民から要望があった場合にも開催すべきではないでしょうか、御見解を伺います。

7番目、市民意見にどう対応したのかを説明するだけではなく、市民が考える要素ともなるため、市民参加には情報公開が必要不可欠です。現在、非公開で行われている委員会や審議会等は、プライバシーや個人情報保護に配慮するのは当然としても、今後は公開していくのでしょうか。また、公開に応じない委員がいたとすれば、市長は委員を委嘱するのでしょうか、お答えをお願いいたします。

8番目、市民参加、市民との協働の市政を目指すのであれば、市として市民の自主的な活動も支援し、尊重するべきだと考えます。先日、武蔵野市学童クラブ連絡協議会、学童協から、ニュースの配布を認めてほしいとの要望書が届きました。これは、市長へも要望として届いているはずです。この中に、ニュース配布禁止のことが書いてありました。ニュースの配布禁止規制については、これまでも一般質問しておりますが、納得できるものではありません。市民の自主的な活動を支援し、尊重し、協働する市政へと改革するのでしょうか。
それとも、規制を続けていく強権的な市政運営を継承していくのでしょうか。ニュースの配布を認めるか否か、この答弁を含め、明快な見解を伺います。

大きな3番目、東京都の子育て推進交付金について。

東京都は、来年度予算から、子育て関連の補助金をまとめて交付金にする子育て推進交付金(仮称)制度を創設する予定です。本年10月の東京都市長会で説明され、市長会からの返答を待っている状況だと、都からは説明されています。交付金となることで、特定目的だけに縛られることがなく、地域の実情に合わせて施策を行えるメリットがありますが、この制度変更で本当に子育て推進になるのかどうか、非常に疑問があり、見解を伺います。

1.子育て推進交付金(仮称)制度についての評価を伺います。よいとお考えか、悪いとお考えなのでしょうか。

2.問題があると考えているのでしょうか。あれば、どのようなことでしょうか。

3.市長会として、現在は返答を求められており、武蔵野市としても意見を表明することになります。現時点で意見の方向性はどのようになっているのでしょうか。

大きな4番目、駐輪場について伺います。

本年4月1日、駅周辺などの放置自転車対策が急務として、道路法施行令が改正され、歩道橋の下の空間など、路上駐輪場として活用できるようになりました。さらに、道路管理者以外は整備できないという制限があるため、2006年度には国などの道路管理者以外でも路上駐輪場を整備できるよう、道路法施行令が改正される方針となっています。これら民間非営利団体、NPO等による路上駐輪場整備を可能とすることで、放置自転車追放を進めたいとの考え方です。
さらに、道路法では、道路上に施設などを設置して道路を継続的に占有する場合、道路管理者の許可を得ることが義務づけられていますが、同法と同施行令には、占用許可の必要な設備として駐輪場が含まれていないため、06年度からは追加される方針となっています。
施行令が改正されれば、民間だけではなく、市が国や都道府県の許可を得た上で、国道や都道府県道上に駐輪場を整備することが可能となります。

市民からの要望として、常に高いのが駐輪場の整備です。東京都が平成17年4月に発表したデータによりますと、自転車の乗り入れ台数の多い駅1位が三鷹駅、6位が吉祥寺駅、9位が武蔵境駅となっています。これまで市が実施してきた駐輪場整備については評価しますが、放置自転車を一掃するには至っていません。放置自転車は、歩行者への多大の危険性があること、交通の障害になること、美観を損なうことを考えれば、さらに整備を進める必要があると考え、以下を質問いたします。

1番目、現状で三鷹、吉祥寺、武蔵境、各駅の民間を含む駐輪場による駐輪可能台数と放置台数は、おおよそ何台でしょうか。

2番目、現在、市で管理している駐輪場での総駐輪台数と、継続的に使用できる駐輪台数はおおよそ何台でしょうか。これは、借地など継続的に使用できない可能性がある駐輪場を省いた台数です。

3番目、三鷹駅などで歩道上を駐輪スペースとしていますが、使用できる根拠は何なのでしょうか。継続的に使用が可能なのでしょうか。

4番目、今後、どの程度駐輪台数をふやすことが可能だとお考えになっているのでしょうか。これは、鉄道立体化に伴う、立体化の下のスペースも含んだ台数でお答えをお願いいたします。

5番目、現状を考えると、駐輪台数を抜本的にふやすためには、地下駐輪場が必要と考えますが、御見解を伺います。

以上で一般質問を終わります。御答弁をお願いいたします。

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◯市長

中学校給食の件でございますが、庁内に向け、どのような指示を行ったかということでございますが、食環境の充実の実現について、具体的な実施に向けた課題あるいは検討委員会の設置などについて検討するよう指示しております。
それに基づいて、今年度は庁内実務者によるプロジェクトチームの設置の準備をして、1月にスタートするという予定であります。

2点目の課題あるいはその課題の克服の件でございますが、あわせて申しますと、基本構想・長期計画では、確かに昼食に関しては言及があるということでございますが、昼食のみの言及でございますので、それをどういうふうに給食まで発展させることができるかということについては、調整計画の中で見直しが必要かというふうに認識しております。

さらに、平成4年2月に教育委員会が公表しております、中学校の完全給食は、教育的見地から考えて実施すべきではないという教育委員会の結論がずっと生きておりますので、それについて再度見直しをいただく必要があるかなというような、そんな課題を感じております。

弁当で親子の愛情が深まるかということでございますが、もちろん親が子どものために弁当をつくることは、一つの愛情表現の方法かもしれませんが、それで果たして愛情が深まるかどうか。それから、親子の愛情を深めるために手づくり弁当が必要だとは、当然思ってございません。

これからどういう形で検討するか、その中で市民の反映をどうするかということでございますが、具体的にはプロジェクトチームの中でどういう検討の方法がいいかを議論させますが、市民参加も当然その中で盛り込むべきだというふうに考えております。

何年何月に実施するのかということでございますが、正確に言うとすれば、平成19年度内の実現を目指して検討すると、準備するということであります。したがいまして、今年度は本格的な検討の前の庁内の課題整理をしていく。来年度に実現に向けた検討委員会的なものを立ち上げるということであります。そういう簡単なロードマップ、詳細ではございませんが、おおむねの予定を考えております。

次に、市民参加の手法ということで、既に幾つかの会議において市民参加の仕組みを工夫してよという形で取り組んでおりますが、これまでの説明会、今までも多くあったという中で、福祉総合計画のまとめでも、その辺の今までの課題等が書いてございますが、例えば懇談会に参加しても、参加者の一部と行政のやりとりで終始してしまったりとか、参加者同士の横のつながりが持てないだとか、発言がどう生かされるのか不明という問題点も掲げられています。
説明会一般としては、そのほかとして、発言者が偏ってしまうだとか、1人が長々としゃべれても、ほかの発言者の発言時間がなくなるだとか、声の大きい人に威圧されるだとか、行政に対する要求・苦情に終始するだとか、いろいろな声が寄せられるというふうに聞いております。

したがいまして、今後そういう課題を踏まえて、より市民が公平な意見が言えるような意見交換の場を設けていきたいというふうに考えております。

意見交換会は、当然これからあらゆるところで、それぞれの会の中で工夫していきますが、現在予定しておりますものを申し上げますと、12月中旬に環境基本計画の説明会をワークショップ的にやろうということで企画を練っております。それから、農水省跡地の武蔵野プレイス(仮称)については、片仮名英語ばかりで恐縮なんですけれども、オープンハウスということで広く意見を募る予定でございます。それから、来年1月から市民と市長のタウンミーティングという形で、自由な意見交換会を実施していきたいというふうに考えております。

今後、説明会はなくすのかということでございますが、必要に応じて説明会というのは行われるべきでございまして、例えば計画が固まった、あるいは事業をするぞというようなときには、当然のことながら説明会という形で開催していく所存でございます。

次に、市民参加の手法という中で、特にタウンミーティングに関する御質問でございますが、タウンミーティングについては、こちらから一方的にこうしますというやり方ではなくて、ぜひ地域の方とやり方自体も考えていきたいなということを投げかけてございます。
その意味で、地域と言えばコミュニティセンターの協議会がございますので、そこにお願いして、各協議会単位でこれから月1回、議会月を除く年8回、2年間で16協議会を順番に行うということで、やり方はそれぞれの協議会と市役所の方で考えて企画・運営をしていくつもりでございます。したがいまして、どういうやり方になるか、あるいはどういうテーマにするかにつきましては、その都度変わっていいというものでございます。

さらに、その意見をどうやって反映していくのかということでございまして、そのタウンミーティングの持ち方によってもいろいろな意見が出てくると思いますが、通常、市への要望あるいは市長への手紙等でいただいている意見は、反映できるものはすぐさま担当課に投げかけて反映させているということもございますので、そういう課題解決の話にも使っていく。それから、テーマに沿った話であれば、例えばそのテーマの委員会あるいは議会等にも、その情報を直接お流しする、参考にしていただくということだと思っております。
とにかく、各コミセン単位でタウンミーティングをした結果については、きちんとした記録として残して、今後もそれを活用していくということで考えております。

情報公開ですね。当然のことながら、市民参加の会議というのは公開が原則だというふうに考えております。委員会・審議会でも、個人情報の保護云々で公開がふさわしくないというのが、その会議の判断であるかもしれませんが、原則公開でやっていくということだと思います。そういう公開は嫌だよという方は、当然、委員にはなり得ないのかなというふうに判断します。

学童協のニュースの配布の問題ですが、学童協のニュースに限らず、市の公共施設ということから、その配布の基準として原則としてできないものとして、営利行為に関するもの、あるいは政治・宗教に関するもの、特定の個人・団体を支持・批判するもの、その他公の施設を利用して配布するはふさわしくないものとしておりますので、例えば学童協ニュースが政治・宗教に関するものであったり、特定の個人・団体を支持・批判するものでない限り、禁止すべきものではないと考えております。

続いて、東京都の子育て推進交付金(仮称)の話でございますが、子育て支援事業というのは市が第一義的に担うべき事務という意味からすれば、交付金化は一定の理解をすることだと思います。ただし、幾つかやはり課題がありまして、交付金化で既存の補助は、それを含めたことなどで確保されたということでございますが、今後新たな補助が行われない可能性もある。つまり、プラスになるかどうかは非常に不透明な面もあるということでございます。そういう問題点があるのかなという認識をしております。

さらに、これから市長会でも検討して意見を都にも申し述べていくということになろうかと思いますが、市の意見としましては、子育て関連の補助額の総額がこれをもって減額されることのないように留意してほしいということ。さらには、各市においては、次世代育成支援対策推進法に基づく市町村行動計画を作成し、子育て支援策の充実を図っているので、今後、交付金の増額をお願いしたいという要望をする予定でございます。

次に、駐輪場のお話でございまして、データ的なお話をいただいておりますが、まずは、各駅の民間を含む駐輪場による駐輪可能台数と放置台数ということでございまして、これは

・三鷹駅北口が民間駐輪場がないんですが、6,700台、
・吉祥寺駅が1万1,500台
・武蔵境駅周辺が1万500台

という中で、放置台数の調査がありまして、これは昨年10月、16年10月、午前10時と午後3時にしておりますが、

10時の時点では
・三鷹駅北口が400台
・吉祥寺駅が1,200台
・武蔵境駅が700台   合計2,300台、放置台数がございました。

午後の時間、3時になりますと、この数が微妙に変化いたしまして、
・三鷹駅北口では700台、倍近くなる。
・吉祥寺駅では3,100台と、2倍強の数字になります。
・武蔵境駅では1,100台、 合計4,900台

といったような放置台数が去年10月時点で観測されました。

続いて、現在、市で管理している駐輪場の総駐輪台数と継続的に使用可能な駐輪台数ということでございますが、現在管理している駐輪台数は3駅合計で2万5,500台、その中で継続可能、つまり武蔵境駅では武蔵野プレイス(仮称)等を予定していますので、その辺は継続は不可能というふうに見ておりますが、そういう台数を削除いたしますと、

継続可能な台数は1万3,300台。
したがって、継続不可能な、困難なという台数は1万2,200台になります。


3番目の質問で、三鷹駅で歩道上を駐輪スペースとしているということでございますが、これは昭和50年ごろより歩道上の放置自転車が多くなり、歩道が人1人歩くスペースがないくらいひどい状態で通行の支障となっていたということを受けまして、放置自転車の整理をして、歩行者が安心して歩ける歩道を確立するために、応急措置として歩道上の一部を暫定的な駐輪場として使用してきたということでございます。平成7年より、利用登録駐輪場として利用者も制限して、現在も使用しているということでございます。

今後、どの程度駐輪台数をふやすことが可能なのか、鉄道の立体化スペースも含めてということでございますが、今年度策定しました自転車総合計画での将来の目標整備台数は、

三鷹駅北口で7,500台でございまして、現状では約800台、将来、歩道部の駐輪場を廃止すると約1,800台が不足していくという結果になります。

吉祥寺駅周辺では、目標台数は1万3,300台のところ、現状で1,800台、将来、歩道部分の駐輪場を廃止すると2,400台が不足していく。

武蔵境駅周辺については、目標整備台数1万500台のところ、現状では不足してございませんが、民有地の借り上げが多いということも踏まえて、大型店舗の駐輪場を除くと9,400台が不足していくということになりますので、鉄道高架の下に設置を要望していきたいというふうに考えています。

今後は、この自転車総合計画の整備目標台数を目指して、駐輪台数、駐輪場の確保に努めていきたいというふうに思っております。

最後の御質問で、地下駐輪場の必要性を御意見いただきましたが、何分にも地下というのはコストもかかるということがございますが、空間の有効利用ということの一つの方向としてあるのかなという考えもあります。さらに、平成2年度に武蔵野市駅前広場高度利用構想調査報告書に計画されている地下駐輪場の建設計画も、考え方もございますので、今後は先ほど申しました費用対効果も含めて研究していく必要があるというふうに認識しております。

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◯教育長

弁当で親子の愛情が深まると考えているのかという質問ですけれども、親子の愛情の形というのはさまざまですから、弁当のみをもって親子の愛情を語るということは、多少の飛躍があると思われます。しかし、親がつくった弁当を子どもが食べる中で、子どもが親の愛情を感じるということはよくあることだというふうに認識しております。

それから、給食を実施する場合、現場の教員の抵抗が多いとの話を聞くと。どこで聞いたんですかね。現実にこのような話があるのかと。これは、ちょっとうんとは言えませんですね。こういうことはありますよ。現場の教員が給食に抵抗しているなどということじゃなくて、給食によって、配膳とか後片づけに非常に時間をとられますね。子どもたちが昼、友達と遊んだり、それから先生と遊んだり、そういう時間が少なくなったり、あるいはそれによって、また後ろに時間がずれますから、放課後の生徒会活動とか、あるいは部活に影響が出るということを懸念する先生方がいらっしゃるということでございます。

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◯川名ゆうじ

再質問いたします。
教育長の答弁からすると、懸念がある程度だという認識なんだろうと思います。ぜひとも実現へ向けて早期に実施していただければと思います。

先ほどは19年度中かなという微妙な表現がありましたけれども、通常、こういうことを考えていくと、夏休み明けぐらいに実施していきますよね、学校整備があるので。ぜひとも19年度には実施していくと、明確な答弁をお願いできればと思います。だめならだめで、それはなぜかという理由を説明すればいいだけの話ですから、これはぜひとも明確な答弁をお願いいたします。

そして、もう1つ、市民参加の手法ですね。これは、これから進めていかれることを期待するんですが、いわゆるコミセンとか地域を中心に考えていくというお話なんですが、サイレントマジョリティーという話もありまして、コミセンに参加されていない方も数多いと思うんですよね。
例えば、サラリーマンの方とか、日中、なかなか地域活動ができないという方もおりますから、こういう人に対する対応というのをどうされていくのか。先ほど質問したんですが、市民側からこういう意見交換会を開いてくれと、こういう要望があったとき、開いていくべきではないでしょうか。これ、もう一度、市長の見解を伺います。

交付金ですが、確かに子育て推進と言いながら、この案を見ていきますと、17年度予算枠でずっとこれからつくっていく計画になっています。つまり、このままの予算でいくと、全然推進にはなっていかないという言葉の矛盾があります。
そして、武蔵野市もいろいろ子育て推進やっておるのは評価するんですが、この中の13事業、いろいろあるんですが、例えばトワイライトステイ等の事業、子育てひろばのA型事業、実はこれ、武蔵野市、やっていませんよね。
やっていませんというよりか、交付金の補助金の対象になっていない。要は、これまで含まれていくと、都としては、これもやりなさいということになる。なおかつ、予算枠は一緒だよということになっていくと、ほかの事業に当然しわ寄せは来るわけです。とすると、非常にこれは矛盾があることではないでしょうかということを考えます。

また、補助金から交付金になること、確かに地域の実情に合わせてやっていけるといういい面もあるんですが、実はやらなくてもいいということにもなっていってしまう。つまり、これとこれをやるべきだということをやらなくてもお金がもらえてしまう危険性がありますので、先ほど市長がおっしゃっていたことをかなり強く市長会に言うべきではないでしょうか。
できれば、増額していくんだ、あるいはこういうことをやるんだということをちゃんと明確にするまでは、これ、反対すべきだと思うんですが、御見解を伺います。

また、課題に対しては、もう1つあります。例えば、学童クラブ運営費補助金というのがあるんですが、これは補助金というのは、もともとというのが厚生保険特別会計の児童手当勘定というところから支出しています。国が三位一体改革で一般財源を移譲して補助金を地方に持っていくという話があるんですが、実はこの中にも入っていないんです。
つまり、特別会計に入っている補助金項目ですが、一般財源化するというのは法の根拠に全然合わないんですよね。これは、実は全国市長会が要望したんですが、特別会計からの支出であるということから、全国市長会はできないという認識のもとに一般財源化していません。
こういう問題があるのに、ここに書かれているというのは、ちょっとおかしなことではないでしょうか。

となると、これはもっと明確にしていくこと、できれば反対すべきだと思います。もう少しこれはちゃんとした内容にしろと市長会で発言していただきたいと思いますが、御見解を伺います。

続きまして、駐輪場のことなんですが、数字がたくさん出てきました。駐輪場は現在も不足しているけれども、今後、将来にわたって確約はできない。さらに、確保しなくちゃいけないんだという認識だと思うんです。
そこで、私は地下化の提案をしたんですが、確かに費用がかかるんですよね。ただ、最近、地下化というのは、実は新しい工法ができていまして、非常に安く上がる手法があります。

例えば、これ、成城学園前にあるやつなんですが、中につくるんではなくて、地上部にタワーの入り口だけをつくる。それで、自転車を中に入れてしまう、こういう新しい工法ができています。これは、成城学園でつくっていて、今、三鷹市でも建設中です。三鷹駅南口で建設中。あと、葛西駅でもつくっています。こういう新しい工法を考えていくと、実は地下化というのはそんなにコストが上がってこないんです。

例えば、三鷹市の試算でいくと、駐輪場総工費7億8,000万円、1台当たり42万円なんです。三鷹市の説明によると、地上部の駐輪場をつくっていくと、通常1台当たり35万円ぐらいになると。すると、実はかなり格安でできてしまう。さらに言えば、駐輪場というのは国庫補助が55%でありますから、その半額以下で建設されてしまうんです。こういう工法がある。

そして、もう1つは、先ほど説明したように、道交法を改正してきますから、歩道上につくることも実は可能なんです。これは、困難があるかと思うんですが、そういうことも考えられる。まして、この案を考えていくと、直径で言うと、7メートルぐらいの敷地があればできてしまう。そこに200台弱ぐらいの駐輪場が一気にできてしまうという、これは新しい工法なんです。こういうことを考えていくと、もっともっとできるんではないでしょうか。

もう1つ言いますと、これはあくまでも地上部にちょうど車1台分ぐらいの入り口をつくるだけですから、その上に2階、3階、4階の建物をつくることができる。逆に言えば、公共施設もつくれますし、駐輪場も新たに完成することができる。こういうこともできています。
どこの市長とは言いませんけれども、ほかの自治体でやっているとやりたがらないという市長もいましたけれども、邑上市長はそういうことはないと思いますので、ぜひともこういう新しい工法を検討すべきではないか。これから現実を考えると、地下を考えていくしかないと思いますので、まずこういう工法に関しての御見解を伺えればと思います。

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◯市長

中学校給食のロードマップの確認ということだと思いますが、今、言えることで申し上げますと、平成19年度内の実施を目指して検討を進めるということであります。

2点目で、市民参加の仕組みの中でサイレントマジョリティーの声を大切にということでございますので、当然そういうことを考えておりまして、1つのワークショップなり、あるいはタウンミーティングで終わることなく、常にインターネットで意見を表明できる、あるいは市長への手紙等を今も継続しておりますが、あらゆる機会で市民の声が市に届くような仕組みを今後とも維持していきたいなというふうに思っております。

交付金の問題は、いろいろ詳細をお聞きしますと課題もあるかというふうに思いますが、これから市長会でも意見を交換する場がございますので、それに向けて、もう一度詳細を研究して、鋭意必要な要望をしていきたいというふうに思っております。

駐輪場の設置についても、さっきのコストがよくわからなかった面がございますが、本当に地上で1台当たり35万円もかかるのか、ちょっと私、疑問だと思いますが、地上置きであればもっと低コストで済むんではないかなと、一般的な感覚で申しわけありませんが、そういう感覚を持っております。しかし、武蔵野市というのは限られた市域でございますので、駐輪場を確保するとなると、機械式を含めて、あるいは地下利用を含めて、いろいろな工夫が必要だと思いますので、今後ともいろいろな新たな情報を集めて駐輪場解決について研究していきたいというふうに思っております。

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◯川名ゆうじ

最後に、交付金のことだけ質問しますが、課題があるという認識はあるという話ですが、ぜひとも市長会でこのままの交付金じゃだめなんだと。子育てを推進する気があるんだったら、ちゃんと増額してみろと。これは、前市長もよく言っていましたけれども、国や都にもっと言っていくべきだと思います。

それと、今のままでは、はっきり言って私としては反対ですが、市長としてはこの方向で満足していないんだと。ぜひとも、新たに子育て推進でもっとやっていくんだという決意と言うんですか、それをもう一度改めて伺いたいということと。

もう1つ、武蔵野市の子ども施策、保育園、学童クラブとか、13事業あるんですが、これは決して後退はしないんだと。
先ほど、ほかの議員からも質問がありましたけれども、優先課題としておりますので、決して後退はしない、進めていくんだということを確認したいと思います。改めて、このことの御答弁をお願いいたします。

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◯市長

交付金の話につきましては、先ほど申し上げたとおり、再度研究して、必要な要望を市長会でもしていきたいということでございます。
それから、たとえ交付金がこのまま実行されるとしても、武蔵野市においては今以上に子育て支援策を充実していくという考えであります。

※新市長へ2回目の一般質問。質問をはぐらかしたり、違う話題に変わることがなく、率直な答弁だと思います。答弁時間も前市長に比べると非常に簡潔になっています。
今までは、質問に対して市長が持論を持ち出し反論になったり同じ意見であったりと議論になっていました。有意義なことが多く、一般質問を楽しみにしていたのですが、新市長は手法が違うので、質問の手法も変えていく必要がありそうです。


ニュース&コラム 駐輪場不足には地下駐輪場が特効薬
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